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2018年06月25日

クロースの劇的決勝弾の直前、ロイスやフメルスからは別のアイデアが打診

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劇的な逆転弾を決め、ドイツ代表史上初となるW杯グループリーグ敗退の危機を救った、トニ・クロース。だがあの重要な場面では、チームメイトらからはクロースが抱いていたものとは、異なる提案がなされていたことが明らかとなった。

歓喜に酔いしれたソチの夜。だがもしもマッツ・フメルスからのアイデアを、クロースが受け入れる判断を下していれば異なる結果となっていたかもしれない。ロスタイム5分にクロースがフリーキックを蹴るその直前に、この日負傷を抱えベンチにいたフメルスは別の意見を投げかけていたのだ。

「あの時に、センタリングをあげるべきだと言ったんだ」とコメント。だが「彼の声は聞こえなかった」と振り返ったクロースは、ただいずれにせよ、そのアイデアには乗ることはなかっただろう。

「この試合を通じて言えたことだけど、スウェーデン代表は高く上げたセンタリング対して容易にクリアすることができていたからね」と説明。ただフメルスの声は聞こえなかったものの、隣にいたロイスからもまた、別の提案が出されていたという。

「マルコは最初、直接フリーキックを蹴りたいと言っていたんだ」と、クロース。「そこで僕は彼に、「なるほど。でも僕はそこに確信をもてないな」と答えたのさ。その結果、僕たちは、もっといい角度でゴールに蹴りこめるよう、一度ショートパスをしてから蹴り込む選択を下したんだよ。」

そしてそのボールは、スウェーデン代表の壁の隙を突き抜けていき、まさに値千金の決勝ゴールへと繋がっていくのである。


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