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2018年08月03日

マヌエル・ノイアー「代表としての誇りを胸に」ドイツ再建をめざす

Germany
.ドイツ代表
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 ワールドカップでの屈辱の敗退から5週間。 そのドイツ代表を主将として牽引していたマヌエル・ノイアーがバイエルンで始動。ドイツ代表が迎える新たなシーズンに向けて「代表として誇り」をもった選手たちとともに、「再びドイツらしさ」を見せることを求めた。

 そのドイツ代表では、先日メスト・エジルが自身のSNSにて代表引退を宣言したことも話題となっているが「それは選手それぞれ、自分自身で下す判断だ。理由はそれぞれ自分で持たなくてはならないものであり、それはエジルにもあったのだろう」とノイアー。

 その引退宣言の中には人種差別の言葉も含まれていたものの、あくまで代表チーム内ではそのようなことは決してなかったことを改めて強調。「選手全員がうまくやっていけるように精一杯のことをしていた。そうすることで、良い感覚で試合に臨むことができたよ」 ただしエジルの代表引退についての自身の考えについては発言を避けており、「この問題はとてもプレッシャーの大きなものだよ」と言葉を続けた。

 またこれから迎えるドイツ代表の新たな方向性については「再びドイツ代表でプレーすることに、とても誇りをもった選手たちが集うことになるだろう。国のために全力を尽くすと。そしてそれによって、再び成功の軌道に戻れるように。」とコメント。「それがドイツサッカー連盟の首脳陣たちのタスクなんだ、チームを組織化して、そして再び存在感を示していけるようにすることがね」

 そのなかでは前述のエジルはじめ選手の入れ替えとして「いくつか手を加えることにはなるだろう」とノイアー。「新たなスタートが、いったいどういうものになるのか。それはまずは見てみるまではわからない。ただ事実として、いくつかの変更が求められるということだ」

  そしてその初陣となる相手は、奇しくもそのワールドカップで優勝を果たしたフランス代表だ。前回王者と今大会の王者との激突を前に「僕たちとしてはフランスのようなチームを相手にして、あの時とは全く違うところを見せていかなくてはならない。そのために全力を尽くしたいと思う」とコメント。

 ただそれと同時に「これは1つのプロセスであり、ある程度の時間を要するものでもあるよ。すでに首脳陣の頭の中には思い描かれていると思うし、正しい決断が下されるものと思っている」とある程度の時間が必要であることも強調している。


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