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2018年08月19日

ヘーネス会長「トゥヘル氏は第一希望ではなかった」「ボアテングが移籍するならパリSG」

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 土曜日に行われたドイツ杯初戦でバイエルン・ミュンヘンは、4部相当のドロホターセン/アッセルに対して、1−0と辛勝の末に2回戦進出を果たしたのだが、その後に行われたトーク・イベントに出席したバイエルンの、ウリ・ヘーネス会長は「ドイツ杯初戦ではとにかく勝ち進めばいい。試合のことはもう忘れていい」と、特に気にしてはいないことを強調した。

 なお今夏からはユップ・ハインケス氏の後任としてニコ・コヴァチ監督を招聘。それまでにはパリ・サンジェルマンの監督へと就任したトーマス・トゥヘル氏の名前もあがっていたものの、あくまでハインケス氏慰留が最優先だったとした上で「断りが入れられて、コヴァチ氏を招聘した。トゥヘル氏からうちに断りが入れられたということはない。彼はパリにイエスを伝えた。彼は待ち続けることは望んでいなかった」と説明し、トゥヘル監督を第一希望としていたことも「作り話だ」と一蹴。

またナーゲルスマン監督についても「考えになかった。バイエルンで監督をするには、まだ3・4才は若い」と述べ、そしてコヴァチ監督については「ハングリーな監督だよ」と評価。「バイエルンでどうやっていくのかを知っているし、何が求められているのかもよく知っている」と述べ、「今シーズンはとてもいいシーズンが待っている。そう確信しているよ」と期待感をみせた。

 そのパリ・サンジェルマンへの移籍の可能性が指摘されているジェローム・ボアテングについては「彼がルメニゲ代表に移籍希望を伝えており、選手が望み我々に代役が控えて入ればあとは見てみることになるさ」とコメント。「ファンタスティックな選手」と評するボアテングの残留は歓迎であり、その可能性は「半々」とした上で、ただ行き先の候補としては「パリだよ」と断言。移籍の形としては、レンタルなら買い取りオプションつきとの見方を示している。

 その一方でセバスチャン・ルディについては、「サリハミジッチSDが他クラブとの話し合いの許可を与えている」とのことで、伝えられる移籍金額1500万ユーロについては「不十分」との見方を述べ、来週にもルディの去就についての決断を下すことを明かした。

 ただ移籍希望を口にしているもう一人の選手、ロベルト・レヴァンドフスキについては「逆の決断をすでに下している。ワグナー以外にCFがいないのだ。それに30得点以上とれるようなFWもいない」と説明。移籍金額としては「1億5000万ユーロ」を口にしており、「まだ3年契約が残されているし、とてもいいシーズンを過ごせると思うよ。今の状態ならリーグ戦35得点も可能だ」と語っている。

 また今夏の移籍市場であまり積極的な動きをみせていないことについて、一部のメディアからの声があがっていたことについては、ヘーネス会長は今夏についてはお金をプールすることを念頭に入れ、来年にむけて準備を進めているとの考えをみせた。
 


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