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2018年09月10日

代表でもクラブでも激しい定位置争いにあるズーレ「チームとして1つになる事」

Germany
.ドイツ代表
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 3人のセンターバックが、2つの先発ポジションの座を争う。この構図は、ドイツ代表でも、そしてバイエルン・ミュンヘンでも全く同じものだ。長年にわたりドイツ代表の守備の要を務めてきたマッツ・フメルスとジェローム・ボアテングに対して、若手ニクラス・ズーレが虎視眈々と狙いを定めている。

 先週木曜に行われた注目の新旧王者対決、ネイションズリーグ初戦フランス代表戦では、レーヴ監督はフメルスとボアテングを起用。そして日曜日に行われたペルー代表とのテストマッチでは、負傷したフメルスを休ませることもありズーレが代わりに先発。

 この先発とベンチというローテーションは、今シーズンのバイエルンでも現在ズーレの周りで起こっている現象でもある。今季公式戦4試合のうち、スーパーカップと開幕戦では出場、ドイツ杯初戦とブンデス第2節ではベンチに座る姿が見受けられた。

 昨季からバイエルンに加入した同選手ではあるのだが、実はこの横一線という状況は自身にとっては新しい経験でもある。両ベテランの負傷の影響もあり、加入1年目ではリーグ戦27試合、CL9試合、ドイツ杯5試合で出場しているのだ。そしてここまではクラブでも代表でも好パフォーマンスを披露。果たしてこの状況のなかで、ズーレはいかにチーム内の定位置争いを演じていくのか?

 この問いに同選手は「僕たちはバイエルンの選手であり、ここにはトッププレイヤーしかいない。重要なことは常に監督の決断をしっかりと理解するということなんだ。ここまでを見る限り、僕自身は僕たちみんながそれをできていると思う」と述べ、「ここまではまさに一体となっているところさ」とコメント。

 ただこれから迎えるチャンピオンズリーグの舞台では、どの選手にとっても出場したいところだろうが、このことについては「重要なことは興味深い試合があるときは、僕たちとしてはチームとして一体感をもつことが重要なんだ」と、あくまでチームスピリットを強調した。
 


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