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2018年09月11日

ジョシュア・キミヒ「久々のボランチは楽しかった」

Germany
.ドイツ代表
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 ドイツ代表が再起をかけて臨んだ今回の代表戦では、ボランチ出場という機会をフランス代表戦でも、ペルー代表戦でも活かして、レーヴ代表監督へとアピールすることに成功したジョシュア・キミヒ。そんな23才のディフェンダーが、この”元本職”であり、”新たな役割”でもあるボランチとしてのプレーについて振り返った。

 …再スタートとなった今回の2試合について:「フランス代表戦では、いい試合ができていたと思っている。難度が得点チャンスもあったしね。この試合では僕たちは、守備でうまくポジショニングしていこうと考えていた。ペルー戦は、少し異なるものだったよ。この試合ではいい立ち上がりをみせて、ビッグチャンスが何度もあった。ただペルーはカウンターからのワンチャンスをものしてしまったけどね。それでも僕たちはすぐに追いつくことができたけど、ちょっと不安定なところは感じ取れた。なかなかチャンスを活かせなかったよ。後半では試合は少し荒い展開となり、ペルー代表がとてもいい時間帯をむかえたところもあった。最終的には、僕たちのほうが幸運な得点で勝利をおさめることはできたけどね。それでも最終的には、重要なのは僕たちが勝利をおさめ、そしてポジティブな気持ちをもって所属クラブに帰れるということにあると思うよ」

 …希望していたボランチでプレー。監督とはどういう話を?:「そんなにたくさんは話していない。監督からは僕をあのポジションで起用したいと言われた。もちろん新鮮なものだったし、2試合ともに出場させてもらえてとても嬉しかったよ。これからどうなっていくのか、また楽しみにしているところさ。ただこれまでにも強調してきたように、もちろん右サイドバックとしてのプレーも好んでいる。先発出場させえてもらえるなら、このポジションが嫌だとか言うつもりなんかない。ただ重要なことは、僕がボランチでも右サイドバックでも助けになることができる、ということをチームに知ってもらうことにあるんだ」

 …対応していく中での難しさは?:「最初の練習でもフランス代表戦でも、僕はよりチームを安定させていくことを意識してプレーしていた。でもこのポジションで何試合かこなしていったり練習を重ねていくと、徐々にスペースを突いていくという感覚と、より安定感を覚えていくようになるものだよ」

 …バイエルンにボランチ起用をアピールできた?:「このポジションでそんなに多く試合に出ているというわけではないし、ハイライトシーンの詰め合わせがあるわけではないからね(笑 これからもクラブでは右サイドバックとしてプレーすると思うよ」

 …個人的に感じる改善点:「フランス代表戦ではより安定化させていくことへ意識した。だから僕たちはよりディフェンス面でうまくポジショニングを取っていこうとしたんだ。ただオフェンス面では、僕自身は消極的なところがあり、横パスやバックパスを多く行なったよ。そういったプレーが、ペルー代表戦では異なっていたと思う。もっとリスクをかけていった。確かに万事成功したというわけではないし、深い位置にボールが届かないところも何度もあった。そういった部分は改善点としてあげられると思う。それとセカンドボールに対しても、もっと存在感を示していきたいね。でもそれ以外に関しては、結構いいものをみせられたとは思っているよ。久しぶりにボランチとしてプレーして楽しかった」

 …トニ・クロースは以前に、代表でもカゼミーロのような選手がいればとの考えを示しており、一方でこれまでラームと比較されてきた。どの選手が自分にとって比較対象となる?:「どちらの選手でもないと思うよ。確かにこれまでキャリアを通じて比較は耳にしてきたけど、でもそれはあくまで世間での話だ。僕自身は誰とも比較なんてしていない。誰だって自らの道を歩んで行き、そして自分の力というものを発揮したいと思うもの。誰かの影に立ちたいなんて思う人はいないはずだ」
 


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