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2018年09月16日

久保裕也が昇格組ニュルンベルクにもたらす、創造性と柔軟性

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 本日日曜日の日本時間22時半には、大迫勇也が所属するヴェルダー・ブレーメンとの一戦が控えている1.FCニュルンベルク。昇格組として臨んでいる今シーズン、ケルナー監督曰く「我々は決して下馬評の高いクラブではない」立場にあり、ブンデス1部での戦いは「大きなチャレンジ」ながら、前節のマインツ戦では1−1とドロー。今季初の勝ち点1を確保することに成功した。

 そして迎えた今季最初の代表戦期間を経て、指揮官は「我々の状態はいいよ。今回の代表戦期間は、うちにとってみれば良いタイミングだった」とコメント。特に今夏の移籍市場終盤で加入した久保裕也フィルヒル・ミシジャンマテウス・ペレイラらについては、「流れや、行きの合わせかたという点で、日に日に改善がみられている」との印象を述べている。

 金曜日に行われた今回のプレスカンファレンスでは、ケルナー監督は当然ながらスターティングメンバーについて明かすことはなかったのだが、しかしながらあくまでトップコンディションにある選手を起用する考えを強調。そのため怪我や病気の影響があるペトラク、ヴァレンティーニらについては疑問符がつくことになり、オプションとしてはエラスやバウアーが控えているところだ。

 また前述の新戦力3人の起用法についても、ミシジャンやペレイラに先発の可能性があるのか、また久保裕也についてはウィングとなるのか、それともマインツ戦の後半で好パフォーマンスを演じた中央となるのか?の判断にも迫られることになる。ただ指揮官の言葉の限りでは、昇格組として選手起用は対戦相手に応じることになり、久保裕也の起用法もその例外ではない。

 つまりは中央で創造性を求められる場合には久保裕也が、フィジカル面での強さが求められる場合には別の選手が入り、その際には久保はサイドに回ることになるだろう。 そのフレキシブルさという特長、そして武器は、選手層の厚いクラブに対する貴重な対抗手段だ。
 


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