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2016年08月29日

開幕戦での奇妙なエムボロのベンチスタート

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開幕戦では先発メンバーから外れたブレール・エムボロ。そこに驚きは感じていたのだろうか?「いや」フランクフルトとの敗戦後にそう語った同選手は、「高いクオリティをもった選手がたくさんいるし、大丈夫だよ。それにまだこれから多くの試合があるわけだしね」と言葉を続けた。


バーゼルから来たエムボロにとって、新しいリーグ、そしてシャルケのような規模の大きいクラブでプレーであり、ある程度の時間が必要となるのは確かだろう。ただし準備期間の大半では右ウィングで起用され続けていたこと、移籍金2250万ユーロを投じての獲得であったことを踏まえれば、やはり今回のベンチスタートはサプライズだったとはいえる。


加えてその代わりに出場したのが、CFのフランコ・ディ・サントだったのだ。この起用法は昨シーズンにブライテンライター前監督がドルトムントとのレヴィアダービーで採用しており、そこで精彩を欠いたプレーをみせた同選手が、再びそのポジションで起用されることはなかった。それ以来のプレーとなった今回も、前半のうちにそのエムボロと交代。


ディ・サントはその背中の番号に記されているように、本来はトップの位置を本職とする選手であり、アウトサイドからアクセントをもたらすような、サイドからのセンタリングよりはシュートを得意とするタイプではない。フンテラールを決してウィングで起用しないのと同様に、ディ・サントもまたトップとして起用されるべき選手だといえる。