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2017年08月22日

シャルケ、内田篤人の2部ウニオン・ベルリン移籍を発表

FC Union-Berlin
FCウニオン・ベルリン
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イェンス・ケラー監督は、守備陣に新たなオプションを加えることに成功した。開幕から3試合で勝ち点7と好調な出だしをみせた2部ウニオン・ベルリンは、ブンデス1部シャルケから内田篤人を獲得。29歳の右サイドバックはこれまで、ブンデスリーガ104試合に出場した経験の持ち主だ。(1得点14アシスト)

「移籍がとても早く決まってうれしく思いますし、これからここでどんなことが待っているのかワクワクしてます。」と、クラブ公式ページにてコメント。「ウニオンについては昨季もチェックしていました。もちろんイェンス・ケラー監督のことも知っています。明確に野心を抱いているクラブですし、僕としてはこれからここでの仕事に取り掛かれること、やっとサッカーをプレーできるということにとても喜びを感じています」と言葉を続けている。

2010年からシャルケに在籍し、これまでブンデス104試合に出場してきた日本代表は1得点14アシストをマーク。CLでは29試合、A代表でも72試合に出場するなど国際経験も豊富で、ファンから愛される存在となっていたが、しかしながら2015年3月以降は膝の問題に悩まされてほぼ全試合で欠場していた。

そして開幕戦ライプツィヒ戦での勝利後、シャルケでマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は「もしも彼が新しいクラブを模索するというのであれば、当然そのチャンスを彼に与える」との考えを示しており、今回シャルケは財政面で譲る形でウニオン・ベルリンとの単年契約が成立している。背番号は2。

ウニオン・ベルリンでマネージャーを務める、ヘルムート・シュルテ氏は「長い間目指していた右サイドバックの補強を、とてもいい形で実現することができた。内田篤人という、非常に経験豊富な選手を迎え入れることができたよ。さらにチームを強くしてくれると確信している」と期待感を示した。


一方のハイデル氏は「内田篤人は我々に移籍を願い出ていたんだ、長期離脱後ということで多くの出場機会を得る事が重要だからね。」と説明し、さらに「我々にとって難しい決断ではあったが、しかし彼が継続的に出場機会を得る、そのためのチャンスを阻むようなことはしたくはなかった」とコメント。

「シャルケ04はクラブのために常に100%全力を尽くしてくれた内田篤人に対し心から感謝している。ウニオン・ベルリンでも多くの成功を得られるよう願っているし、個人的にも彼の今後の健闘を祈っている」とエールを送り、さらにファンと別れの場を用意することも確約している。


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