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2017年09月19日

策士・テデスコが描く、王者バイエルン撃破へのシナリオ

FC Schalke 04
FCシャルケ04
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今季からシャルケの監督を務めているドメニコ・テデスコ監督。まだそのシーズンも序盤といったところだが、しかしすでに若き指揮官には相手を徹底的に分析することでも評判を得ているところだ。

そんななか、火曜日には注目のバイエルン・ミュンヘン戦がホームで行われるところだが、それに先駆けてテデスコ監督はプレスカンファレンスに出席。さすがに手の内を明かすようなことはしなかったが、しかしその言葉の端々から感じられる印象としては、バイエルン戦での金星獲得にむけた熱い気持ちが伝わってきた。

「特にバイエルンは、ウィングでのプレーがもっとも長けた部分だよ」そう語ったテデスコ監督は、「そこでバイエルンは本当に素晴らしい仕事を見せているし、非常に高いテンポをもってプレーしている。シンプルな技もあれば、コンビネーションもあり多彩だ」と言葉を続けている。

ではシャルケとしては、それに対してどう守っていくのだろうか?「バイエルンのウィンガーを、たった1人で守らせないようにすることだよ」と指揮官。だがそれに伴い「中央での人数無足を招く可能性も出てきてしまうがね」との問題も指摘した。

さらにテデスコ監督は、王者との一戦ということでメンタル的に「かなり受け身に構えてしまうところがある。我々としては決して怖気付かずに戦いたい」と意気込みをみせ、むしろスペースを見出すために「ポゼッションを行なっていく」考えも示している。「我々としては一泡吹かせたい。ただそのためには何よりも守備が大切になってくることに変わりはないのだが」

バイエルンをいかに苦しめることができるのか。その1つの例が、今月9日に勝利を収めたTSGホッフェンハイムだろう。テデスコ氏と同じ若き青年指揮官ナーゲルスマン監督は、「うまくスペースを割り当てることに成功し、そしてプレスをうまく仕掛けられていた」と、テデスコ氏は分析しており、「彼らが採用した5−3−2システムでは、ボランチ1枚とCMF2枚を中盤に配置することで間延びする危険性もあり、むしろバイエルンのSBのカバーのために20mスプリントする必要もでてきてしまう。」と、危険と隣り合わせであることも強調。

なおこの試合で勝利を収めれば、暫定ながらブンデス首位に立つことになるのだが、このことについては特に意識はしておらず「我々は自分たちのタスクに集中していくと言うことだ」と語った。

【先発予想】
シャルケ:フェアマン – ケーラー, ナウド, ナスタッチ – D.カリジュリ, スタンブリ, オチプカ – ゴレツカ – アリ, コノプリャンカ – G.ブルクシュタラー

バイエルン:ウルライヒ – キミヒ, ハビ・マルティネス, フメルス, ラフィーニャ – トリッソ, ティアゴ – T.ミュラー, ハメス, F.リベリ – レヴァンドフスキ


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