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2017年12月05日

飛躍みせるシャルケの若手アリにチームから賞賛の声

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仏1部リーグアンにて、30試合に出場し1得点1アシストをマークした選手に対して、移籍金800万ユーロ?そもそもドリブラーは求められているのか?今夏にナントからシャルケへと加入したアミーヌ・アリ獲得に際しては、ファンからも疑問の声があがっていた。そもそもシャルケは夏に新たにドメニコ・テデスコ監督を迎えていたことから、どういった戦いをみせるのかまだ不透明であったということも理由の1つだったかもしれない。

だがそれからおよそ半年がたって、新指揮官の考えはうまく機能しシャルケは順位表では3位につけるなど上位争いを展開するなかでアミーヌ・アリはその頭の回転の速さとキープ力、そして判断力を武器に、システムの中心的存在の1人にまで飛躍。先日の宿敵ドルトムントとのレヴィアダービーでは、打撲し出場困難とみられながらも懸命にピッチに戻り、プレーする姿をみせファンから愛される存在にもなっている。

さらに問題視されていた得点力については、数週間前にマネージャーのハイデル氏が「ゴールの決め方を勉強しないと。ただそれがあったなら、移籍金額は0が一つ増えていただろうがね」とコメント。しかしここ2試合のドルトムント戦、そしてケルン戦でも得点をマーク。アシストについても、ここまで4つを記録しているところだ。

チームメイトのレオン・ゴレツカは「ケルン戦でとてもいいプレーをみせいてたね、ゴールしたというだけでなくね」と賞賛。「期待通りのプレーを見せてくれているんだ。1vs1を積極的に仕掛けて、そこから前線での数的有利の場面を作り出してくれている。」と言葉を続けている。中盤でプレーするマックス・マイヤーとのコンビがうまくはまっていることも、その要因の1つとしてあげることができる。

一方のテデスコ監督も、「彼はうちにとって重要な柱の1つだ。チームに好影響を与えてくれているよ」との評価を述べたが、それと同時に「ただまだこれからも成長していかなくてはならない。まだまだ若いし、伸び代はまだまだ残されているんだ」とコメント。例えば頻繁に倒れるシーンが見受けられるなど、フィジカル面の改善がその1つの例としてあげることができるだろう。


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