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2017年06月14日

灼熱のピッチと相次ぐ負傷者…プラン崩れたハリル「戦略が変わってしまった」

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 37度を超える厳しい気候と相次ぐ負傷によって、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のゲームプランは完全に崩れてしまった。

 13日、日本代表は2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選第8節でイラクと対戦。開始8分に大迫勇也のゴールで幸先よく先制したが、72分にミスから失点を喫し、このまま1-1で引き分けた。この結果、W杯出場に王手こそかけたものの、サウジアラビア代表、オーストラリア代表との勝ち点差はわずか「1」となった。

 アクシデントに見舞われたことも、試合の結果に大きく影響した。日本は後半立ち上がりにMF井手口陽介(ガンバ大阪)が地面に後頭部を打ってしまい、負傷交代。さらに2枚目のカードを切った直後にDF酒井宏樹(マルセイユ)も足を痛め、交代を余儀なくされた。

 ハリルホジッチ監督は試合後、「まったく満足していない。この試合に勝つためにここに来た」と不満を露わにし、「ハーフタイムに『追加点を取れたら、この試合を終えらせることができる』と話もしたが、少しおかしな失点をしてしまったし、2点目も取れなかった」と続けた。

 ただ、「このコンディションで最大限やってくれたので、そこを非難することはできない。37度の灼熱で、健康上の危険もあった」と、厳しい環境のなかで戦い抜いた選手を責めることはできないと述べた。

 そして「最後に(足の)速いFWを投入するという、まったく違う戦略を練っていたが、ケガが問題だった。井手口も宏樹もケガをしたし、(70分に交代した原口)元気も疲労困憊だった。久保(裕也)も苦しんでいた。完全に戦略が変わってしまった」と、思い通りの采配を振ることができなかったことを悔やんだ。

 日本は8月31日にホームでオーストラリアと対戦。この試合に勝てば、6大会連続のW杯出場が決まる。




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