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2018年04月10日

ハリル秘蔵っ子の宇佐美、前指揮官は「代表への道へ導いてくれた人」

Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
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 日本代表FW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)も、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の電撃解任に「僕らはまったく聞かされていなかったので、『急だな』と一番最初に思いました」と驚きを示した。

 宇佐美は前指揮官の秘蔵っ子として継続的に招集されていた選手の一人だ。ハリルホジッチ監督は「国内で最も能力がある選手」と高く評価し、クラブで出場機会に恵まれない時期も根気強く呼び続けた。「僕を代表への道へと導いてくれた人」。宇佐美はそう言って前指揮官への思いを口にする。

「先を見せてくれた監督なので、すごく残念ではあります。でも、サッカーはそういう世界。僕ら選手も良くなければ代表に呼ばれないですし、良くない状態が1年続けば、サッカー選手でいられるかどうかも分からないような世界なので。そういう世界であることはみんなが理解していると思います。残念な気持ちはありますけど、大事なことは個人個人が頑張って、できることを続けていくこと」

 前指揮官から学んだのは「ディテールにこだわること」だった。「完璧に準備をして試合に挑む姿勢」には影響を受けたと話す。個人的には「背後への意識」を植えつけられたという。「ボールに近寄って行くのではなく、もっと背後に抜けて、ゴールに近い位置でボールを受けるように」との指導を受け、プレーの幅を広げた。

 ロシア・ワールドカップまで約2カ月と迫った中での解任になったが、下を向いている時間はない。誰が監督であろうと、「自分が良くなければ選んでもらえない」。本大会のメンバー入りに向けて、やるべきことに全力を注ぐ。


きんg

 


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