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2018年07月10日

ブンデスリーガでの飛躍を期す、カメルーン代表サリ

1. FCニュルンベルク
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2016年夏にエドガー・サリが1.FCニュルンベルクに加入した際、そのスペクタクルな型にはまらないプレースタイルはファンの心を鷲掴みにした。だがサリの動きを読めなかったのは何も相手チームばかりではない。そのため徐々にサリのプレーには陰りがみえはじめ、開幕5戦目までフル出場をつづけるも、その後のフル出場はわずか3回。2得点1アシストに止まり、昨季はシーズン全体でフル出場3回。1得点2アシスト、kicker採点平均は3.92をマークしている。

スピードに長け、カメルーン代表として30試合以上に出場したオフェンスマンが、特にブンデス2部41試合でわずか3得点3アシストに終わっている理由、それはゴール前の決定力不足にあり、時にあわて、時に正確性をかき、時に判断が遅れる。他shかにケルナー監督は「彼はうちにとって非常に重要な選手。それは他の選手には無いものをもっているのだから」と擁護、その卓越した素早さから相手が捕まえるのあ困難な存在で、ドリブルで相手守備陣を混乱に陥れる力を持つ反面、ボールがおぼつかずにチャンスを無駄にするという部分もみせる。

ただ1つ彼のプレーを困難にさせてしまっていた要因は、スペースの狭さだ。ブンデス2部での戦いでは、しばしばニュルンベルクに対して相手が引いて守ってくることが多く、しかしこれから迎えるブンデス1部での戦いでは戦い方が変わってくることになるはずだ。指揮官はポゼッションサッカーをつづけることを強調してはいるものの、その一方でやはりボール奪取からの素早いカウンターについても指摘しており、つまりは今シーズンはニュルンベルクのオフェンスではスペース的にみて、より大きなものが得られることが見込まれる。そしてそれこそサリにとってはうってつけの選手だといえるだろう。


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