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2016年05月16日

初先発で2ゴール1アシスト…大ケガ乗り越えた宮市「自分を信じて」

FC St. Pauli.
FCザンクトパウリ
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ブンデスリーガ2部最終節が15日に行われ、FW宮市亮が所属するザンクトパウリはカイザースラウテルンに5-2で勝利した。2ゴール1アシストと健闘した宮市が試合後、取材に応じた。


昨夏ザンクトパウリに加入した宮市は、同7月に行われた親善試合のラージョ・バジェカーノ戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負った。長期離脱を経て4月1日のリーグ戦で実戦復帰を果たすと、15日のカイザースラウテルン戦では今シーズン初めてスタメンに名を連ね、2得点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献している。


宮市はスタメン出場について「今週のトレーニングで凄い良かったので、二日前くらいから出るんじゃないかなって気はしていました。最初はフィットネスも整わない中できつかったんですが、本当にゴールを決められて良かったなと思います」と振り返った。自身のコンディションについては「使われ始めてから(起用のされ方が)10分とか15分くらいだった。初めてスタートから出るということだったので、ちょっと心肺的には辛いところがあったんです。練習で90分やることもないですし、雰囲気だったりも全然違います。これは徐々に戻していかないといけない」と語り、まだ調整が必要であることを明かした。


奪ったゴールについては「(1点目は)練習からああいったシーンは取り組んでいた。(セバスティアン・)マイアーからいいボールが来て、あまりゴールを見ずに感覚だけで点が決められたと思います。(2点目は)ゴールが空いていたので、打ったら入るかなと。思い切って打ちました」振り返っている。


これまで幾度もの長期離脱を乗り越えてきた宮市。これまでのキャリアについて「19歳でウィガンに行ってからはケガに苦しんで、なかなか公式戦でも点が取れなかった。レンタル先でもなかなか結果が出なくて、結果を出そうという想いでここへ来たのに、ケガをしてしまって苦しかった。ここ4、5年、自分を信じてやり続けたのが今回結果として出たので良かったなと思います」と胸の内を明かした。ゴールを決めた直後、目に涙を浮かべる宮市の姿がカメラに捕らえられていたが、これについては「こみあげてくるものがあって、ちょっとうるっとした」とコメントしている。


リーグ戦を4位で終えたザンクトパウリは、来シーズン1部への昇格を目指す。同選手は「僕らは上位陣にはポイントが取れていた。(勝ち点を)落とす試合がイージーだったり、前半に失点する試合が多いので、そこを改善していく。下位のチーム相手にポイントを落とさないのが大事だと思う」と新シーズンへ決意を述べた。


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