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2018年07月09日

宮市亮が二日連続で45分間プレー!「チームメイト全員がとにかく喜んでいる」

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前日土曜日に4部相当レギオナルリーガのヴァイヒェ=フレンスブルクとのテストマッチを行った、ブンデス2部ザンクトパウリ。この試合で4月おわりに膝を負傷して以来の復帰を果たしたのが、宮市亮だ。この日は後半からプレーして、1アシストをマーク。そして翌日に行われたデンマーク1部ブレンビーIFとのテストマッチでも、宮市亮は再び後半から最後までプレーしている。

大衆紙ビルトは”この日6106人が詰め掛けた試合において、勝者として宮市亮の名前をあげられるだろう”と紹介。明るい表情を浮かべる宮市亮は、「またプレーすることができて嬉しいです。順調ですよ。痛みもありません」と述べ、「これまでそれが当たり前ではありませんでしたから。2015年に左膝の、2017年には今度は右膝の前十字靭帯を断裂してしまったので」と言葉を続けた。

そして今年の4月にも再び宮市は前十字靭帯を負傷、当時は三度目の断裂とみられキャリアを危ぶむ声さえあがっていたが、幸いにも最悪の自体は免れており、それから休日返上で負傷箇所の周辺の筋力を強化。それが2日連続での45分間の出場という結果として現れている。この日はトップの位置での起用となった宮市は、「本職ではないので。通常はウィングでプレーするんですけど。それでちょっと難しいところがありましたね。でも全力は尽くしました」と振り返った。

一方でマルクス・カウチンスキ監督は、「無事に何事もなく来れていることが、何よりものことなんだ。どの練習でも我々は常にとても注意深く見守っているよ。試合に出場できることは、彼にとって好影響をもたらすものだ。今日も後半でプレーすることができた。ミラクルを期待しているわけではないし、今は彼はいい動きをみせてくれている」と述べ、「まだスプリントでも突破力でも詰めの甘さはあるが、それは決して何も悪いことでもない」と言葉を続けている。

そんな宮市亮の復帰に、チームメイトらも喜びをみせており、フィリップ・ツィーライスは「リョウがプレーしているという事に、どれだけ僕やチームみんなが喜んでいるのか言葉にできないほどさ。昨季にまた前十字靭帯を切ったかもしれないと聞いたときは、本当にショックだったんだ。でも今はまたプレーすることができる。とにかくそれが嬉しいよ。リョウがどれだけ辛い時間を過ごしてきたか、それをみんな知っているからね」と語った。


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