ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2017年10月09日

ハイチ戦スタメン濃厚の浅野拓磨、“勝負どころ”見極め「相手に脅威を」

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 FW浅野拓磨(シュトゥットガルト)が、ハイチ戦での得点に意欲を見せた。

 6日のニュージーランド戦は消化不良に終わった。浅野は「まったく自分の良さを出せなかった。裏への抜け出しや前への推進力を意識していましたけど、なかなかゴールに近づくことができなかった」と振り返る。「自分の強みである前への推進力は、前回の試合以上に求めていかなければいけない」。

 そう意気込む10日のハイチ戦では、先発の可能性が高い。俊足を武器にするストライカーは、これまで試合の流れを変える“ジョーカー”的役割で起用されることが多かったが、ワールドカップ出場を決めるオーストラリア戦では先発に抜擢。前半41分に先制弾を決め、指揮官の期待に応えてみせた。

 浅野は「ディフェンダーとの駆け引きの部分では、途中から出るよりもむずかしくなる」と先発した際の戦い方の違いを語る。「相手が疲れている時に出て、自分の特長を生かすことができれば、ゴールに近づくプレーも多く作れる。でも、最初から出るとなれば、相手も元気ですし、同時に自分も疲れてくるむずかしさがある」。浅野の爆発的なスピードは、間違いなく疲れている相手に有効だ。本人にも「疲れている相手に対して、自分の良さを生かすことは得意」という自負がある。だからこそ「それをスタートからできたら一番いい」と、フレッシュな状態の相手にも発揮していきたいところ。必要なのはメリハリだと浅野は言う。

「落ち着く時は、落ち着いて。『ここだ!』という場面でスピードを発揮して、相手に脅威を与えないといけない。常に100でやるのではなく、抜くところは抜く。頭を使ってやらないといけないと思います」

 また、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は公式会見で「状況を見て、2人のアタッカーで臨むかもしれない」と2トップの採用を示唆。新たなシステムを試す可能性もあるが、浅野は「前に行けば行くほど自分の良さがでると思っていますし、やりやすさは増す」と前向きに捉える。目に見える結果を残すために、どんなフォーメーションであろうとも積極的にシュートを狙って行くつもりだ。


きんg