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2018年01月05日

復帰したマリオ・ゴメス「このチームには大きなポテンシャルがある」

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6台のテレビカメラと数多くのカメラマンを従え、ドイツ代表FWマリオ・ゴメスが、古巣シュトゥットガルトでの再始動をスペインのラ・マンガで果たした。

古巣復帰に期待値は大きいが、ゴメスは「大きなプレッシャーがあることはわかる。でも18才からここにいたからね。ただ以前のような期待を持つ人もいるかもしれないけど、でもそう簡単にはいかないさ。新しいチームメイト、新しいクラブ、残留争い」とコメント。「ただここのクラブには秘められたポテンシャルがある。降格するようなクラブではない。そうじゃなくては移籍なんてしてはいないさ」と言葉を続けている。

今夏にはワールドカップも控えるが「ヴォルフスブルク加入前から、ワールドカップ出場を視野に入れていた。前回大会では負傷で活躍を外からみるしかなかったし、そのだけ自分にとってサッカーの意義深さも痛感したよ。それまでは代表に選ばれることが当然で、憧れの舞台に自分が立っていることをあえて認識するようなことはなかった」とゴメス。移籍については「本当に数少ない人に相談をした。レーヴ代表監督もほかの人と同様に驚いていたね。」とも明かしている。

なお背番号は27を選択したが「背番号33のギンチェクには、12才から身につけていたものだから、間違えて着てしまうかも、という話はしたよ」と笑顔を浮かべたゴメスは、「背番号9は取る気にはならなかった。それは若手にゆずるよ」とも述べ、「そもそも僕はロナウドのようなCR7といった背番号をブランドのように考えてはいないんだ。番号は大して重要ではないよ。33の背番号でも悪いプレーをしたことはあるわけだし」と言葉を続けた。

シュトゥットガルト、新たに選手評議会メンバーを発表



VfBシュトゥットガルトは年明け早々に、新たな選手評議会のメンバーを発表した。主将のクリスチャン・ゲントナーを筆頭に、ドイツ代表での経験をもつホルガー・バートシュトゥーバ、マリオ・ゴメス、ロン・ロベルト・ツィーラー、そしてダニエル・ギンチェクの5選手で構成されている。

だが今回の発表にはいくつかのサプライズポイントがある。そもそもヴォルフ監督は「うちには十分にリーダーシップを発揮していける選手たちが揃っている」との考えから、ここまで選手評議会の設置を見送っており、意見を変えた理由は確固たる話し相手の必要性を感じ取ってのことかもしれない。

もう1つのサプライズポイントは先日加入したばかりのマリオ・ゴメスの加入ということになるだろうが、しかし国内外での豊富な経験やヴォルフスブルクで主将を務めた経験、そしてもともとシュトゥットガルトでプレーしていた経験も併せ持ち、いずれにせよリーダーシップを期待されていたことは間違いない。

むしろそのゴメスの加入で厳しい立場にさらされたダニエル・ギンチェクが加わり、一方で若手ながら守備の要として奮闘をみせ、2部時代では選手評議会メンバーにいたティモ・バウムガルトルの名前が含まれていなかったことこそ、むしろサプライズポイントだといえるだろう。

これでかつての4人の選手評議会メンバーのうち、唯一今回メンバー入りを果たしたのは主将クリスチャン・ゲントナーのみということになった。


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