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2018年03月24日

浅野拓磨らが置かれた境遇について、コルクート監督「私も経験がある」

VfB Stuttgart
VfBシュツットガルト
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当初、浅野拓磨はあくまで一時的なことだと思いたかっただろう。しかしタイフン・コルクート新監督の下では勝負をするには非常に厳しい立場へとおかれている。今夏に行われるロシア・ワールドカップへの夢を心にひめたまま、日本代表がマリ代表とテストマッチ行ったその日の夜、ブンデス4部相当アストリア・ヴォルドルフへと臨むところだ。

2部降格を喫したばかりの昨シーズン、大きな期待を抱かれアーセナルからレンタルで加入したど同選手は、2部での成功をそのまま昇格を果たした今シーズンも継続していくことを希望していたものの、ブンデスリーガの舞台では思うようにことは運ばず、武器となるスピードを活かしたくとも、守備力や対人戦、さらにテクニック面での不足がその足かせとなっている。

今夏にはレンタル期間が終了し、舞台をプレミアへと移すことになるかもしれないが、しかしそもそもフィジカルなサッカーに立ち向かう武器を有しているのか、そして何よりまず労働許可証を取得できるのかという、根本的な問題も残されているところだ。

そんななか、今晩にはオレル・マンガラやベルカイ・エズカンといった選手たちと共に、4部相当に所属する下部チームにてプレー。ハネス・ヴォルフ前監督の下では前半戦17試合中15試合に出場してきた浅野だが、タイフン・コルクート新監督の下ではよくてベンチ入り、今年に入ってから出場機会は1分たりとも得られていない。

コルクート監督は浅野やその他のリザーブ選手に理解をし示しており、「これもサッカー。選手たちもそれを理解しているよ。私自身も選手時代に出場機会を得られず、チームが好調な状況にあるという経験をした。ここはこらえて落ち着きを失わないこと。決してその選手たちを我々が見ていないということではないのだから」とコメント。例えばその機会が、今夜行われる4部シュトゥットガルトIIでのアストリア・ヴォルドルフ戦だ。


 


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