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2018年03月30日

コルクート監督、浅野拓磨ら下部チームで出場も失望を露わ

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タイフン・コルクート監督就任から、ほとんど出場機会を得られていない浅野拓磨ベルカイ・エズカン、そしてオレル・マンガラ。だが先週に出場したシュトゥットガルトIIでも失望させる結果となり、指揮官は不満の表情を浮かべている。

いちどうまくいかなくなれば、全てがうまくいかなくなってしまうもの。それがここ数週間で浅野拓磨が思い知らされていることだ。今回の代表戦期間では、欧州遠征に臨んだ日本代表からの招集が見送られたばかりか、4部相当の下部チームにてプレー。指揮官もその心情を思いやり、奮起を期待したものの、しかしながらさらにアピールにも失敗するという苦渋を味わっている。

浅野とともに、トップチームからはベルカイ・エズカンとオレル・マンガラも下部チームへと送られ、アストリア・ヴァルドルフ戦で実戦経験を積むこと、そしてリーダー的存在として柱となる活躍もまた期待されていたのだが、しかしながらそれに応えるものが見せられずに2−4で敗退。確かに浅野に関しては一度は勝ち越しとなるゴールを決めてはいたものの、しかしながら浅野ら3選手の働きにコルクート監督は失意を露わにした。

「確かに重要なことは、ここで再び実戦経験を積むということにあった」と語ったコルクート監督は、しかしながらその失望感を決して隠そうとはせず、敗戦を喫したことについて「結果は決して喜ばしいことではなかったね。これだけ多くの選手をトップチームから送るのであれば、我々としてはポジティブな結果を期待するものだ」とコメント。

ただどの選手に対しても批判の言葉を向けることはなく、「下部チームにいくこと、そこで連携をしたり、そこでのプレースタイルを見出すということは決して容易なことではなかったことだろう」と理解も示しつつ、「例えばそこからきているエズカンについては比較的早くつかむことができただろうが、しかしタクについては以前にいたわけではなかったし、難しいものだっただろう」と言葉を続けている。

ただいずれにせよ、今節迎えるハンブルガーSV戦にむけて、浅野拓磨がベンチ入りさえ厳しい状況にあるということに変わりはないだろう。土曜日の試合では、シュトゥットガルトは残留へのボーダーラインとなる勝ち点40に到達する可能性がある試合だが、「この壁を乗り越えること」を要求した指揮官は、「現時点の勝ち点数では、まだ100%1部残留を果たせているということはない。その可能性は極めて高いとは思うがね」とコメント。

なおこの試合ではCBティモ・バウムガルトルがまだ「脳しんとう」の影響を抱えているために、引き続き欠場することがクラブ側より明らかとなった。


 


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