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2018年06月10日

シュトゥットガルト、驚異のV字転換演じたコルクート監督と延長

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VfBシュトゥットガルトの定例会にて、「競技面においては、見事な成功を収めた」と胸をはったミヒャエル・レシュケ代表取締役が、さらにこの席でタイフン・コルクート監督との契約を延長することも発表した。

確かに当時は懐疑の声が聞かれていた。昨季に2部から1部昇格へと導きながらも、第20節のシャルケ戦での敗戦後に突然の退団発表。そしてその後に就任したのが、これまでブンデスリーガではそこまで結果を残していなかったコルクート氏だったのだ。

コルクート氏は、これまでヴォルフ監督がみせていた世代交代ではなく、むしろベテラン選手を重要していく姿勢をみせたことも、さらにファンからの反感を招く結果にもなり、デビュー戦のヴォルフスブルク戦ではドローに終わって入替戦となる16位までの勝ち点差は1に。

しかしそれから13試合で9勝3分1敗と驚異のV字転換をみせ、最終節ではは王者バイエルンを撃破。もしも先日のポカールでバイエルンが優勝していれば、シュトゥットガルトはヨーロッパリーグ出場権獲得というところまで飛躍を遂げたのだ。

「ここ数ヶ月でみせていた競技部門での成功は、まちがいなく見事なものだった」と胸を張ったミヒャエル・レシュケ代表取締役は、「何より我々にとって重要だった」こととして「プロフェッショナルさ」「協調性」、そして「成功への執念」とあげている。

その3人こそタイフン・コルクート監督をはじめ、アシスタントを務めたイリヤ・アラチッチ氏と、スティーヴン・チェルンドロ氏。チームを見事7位でフィニッシュさせてみせたコーチ陣は、シュトゥットガルトとの契約を2020年まで延長した。

コルクート監督は、今回の契約延長について「クラブ首脳陣や全ての関係者、選手たちとの取り組みは、就任初日から非常に信頼が厚く、成功を目指していくその目的意識が明確なものだった。その雰囲気のまま延長交渉が行われ、すぐにこの道を進んでいきたいと、そしてこれからのタスクに向けてのモチベーションも強く感じたよ。」と述べ、さらにディートリヒ会長やレシュケ代表に対する感謝の気持ちを述べている。


なおこの日は2017年度の決算報告も行なっており、そこでは昨年12月に示唆していた通りに赤字を計上。2部降格の影響を色濃く受ける形で、1390万ユーロのマイナスを記録したことが明らかとなった。


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