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2017年05月02日

残留争い演じるヴォルフスブルク安堵、グスタボに1試合の出場停止

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週末の試合で0−6とバイエルンに大敗を喫したヴォルフスブルク。これにより入れ替え戦となる16位ハンブルクと勝ち点差33で並ぶ、苦しい状況へと追い込まれることになったが、さらにこの試合で退場処分を受けたルイス・グスタボに、数試合欠場する可能性が浮上した。

この試合の後半78分に、相手MFレナト・サンチェスを意図的にファウルで止めたとして、主審のツヴァイヤー氏よりこの日2枚目の警告を受け退場処分となったグスタボだが、その際に主審に激しく詰め寄っており、チームメイトに押さえ込まれる事態にまで発展。

このことについて、DFBは調査を行なっていることを明かしており、代表を務めるナハライナー氏は「スポーツマンシップに反する行為であるかについて調査を行なっている」と述べている。

これによりグスタボには、次節のアイントラハト・フランクフルト戦以降の試合でも欠場となる可能性が浮上。その後はグラードバッハ、そして最終節には現在16位のハンブルクとの直接対決が控えていたのだが、しかしDFB監理委員会は15000ユーロの罰金を命じる判断を下し、出場停止は1試合のままとなった。

とくにヴォルフスブルクでは守備の要ジェフリー・ブルマが負傷により長期離脱中にあり、現在はSBのロドリゲスをCBに組み込む苦しい状況にあったことからまさに朗報だ。

主将のグスタボはボランチとして中盤を支えるだけでなく、そのCBにおける貴重なオプションでもあり、ヴォルフスブルクにとっては3重の意味で大きな離脱者を抱えることになるのである。

ちなみに今回でブンデス通算8度目(243試合)となったグスタボは、イェンス・ノヴォトニー(334試合)と並びブンデス最多退場記録に並んだ。

アンドリース・ヨンカー監督は「彼との話し合いを行い、しっかりとメッセージをつたえた。我々に必要なのはプレーできる選手であり、出場停止にある選手ではないとね」とコメント。

さらにこれからについては、本来の主将ながらバックアップを務めるディエゴ・ベナリオを例に出し、「彼は常に練習で精力的に臨んでいる。彼のような姿をグスタボにも期待している」と奮起を促した。

「スポーツの世界で敗れることは仕方のないときもある。バルサ、バイエルンでも敗れるときもあるんだ。しかしその負け方というものを重視している。意欲をなくすようなことがあってはならない。戦いつづけなくては。ただパニックになってはいけない。これから勝ち点を重ねていかなくてはね」

なお代役の代役となる主将については、フライブルク戦でも途中からキャプテンを務めたマリオ・ゴメスが務めるとのこと。


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