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2017年05月12日

ヴォルフスブルク、ヘッキング監督に別れの舞台を用意

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およそ4年にわたってヴォルフスブルクの指揮官を務めたディーター・ヘッキング監督。昨年の10月に退任し、今回はグラードバッハの指揮官として再びヴォルフスブルクのスタジアムを訪れることになるのだが、マネージャーを務めるオラフ・レッベ氏は「ディーター・ヘッキング監督とダーク・ブレムザー両氏との別れのイベントを行う」考えであることを明らかにした。

2012年に当時清武弘嗣が在籍していたニュルンベルクの指揮官を務めていたヘッキング氏は、残留争いを繰り広げていたヴォルフスブルクの監督へと就任。1部残留へと導くと、翌年にはリーグ戦2位、DFBポカールで優勝を達成。文字通りドイツナンバー2の座にまで上り詰め、スーパーカップのタイトル獲得にも成功した。

しかしケヴィン・デ・ブライネの移籍による穴を埋めきれず、その翌年にはチャンピオンズリーグ出場権獲得にさえ失敗。奮起を期して臨んだ今シーズンも重ように成果は上がらず、10月に退任。その後にともにチームを作り上げてきたクラウス・アロフス氏もチームを去っている。

マヨラルとヴォルシャイト、デジャガは移籍の流れ。オシムヘンのチャンス到来?


またレッベ氏は、レアル・マドリードからレンタルで加入しているボルハ・マヨラル、今冬に電撃復帰を果たしたアシュカン・デジャガについても言及。「まだ最終決断は出されていない」と明かした。

確かにヴォルフスブルク側はマヨラルの残留を希望しているようだが、しかしマヨラルはレアル側が思うような出場機会が得られておらず、交渉は厳しいものとなるだろう。またデジャガについては、元所属先による書類の不備やその後の負傷などもあって長期にわたって実戦から遠ざかっており、アンドリース・ヨンカー監督は「いまアピールするのは難しいだろう。彼はとてもよく取り組んでいるし満足してるがね」とコメント。このまま出場機会を得られないまま、今季でレンタル契約が切れるフィリップ・ヴォルシャイトと共にチームを去ることになりそうだ。

その一方でヨンカー監督は、U17W杯得点王で、今冬に争奪戦の末に獲得に成功したヴィクトル・オシムヘンのブンデスデビューが近づいているとの見方を示している。同選手は加入する直前となる昨年11月に、半月板を手術してここまで欠場が続いていたのだが、「いい印象を残しているよ。彼には大きな才能があるし、とても意欲的で、全力を得している。彼にはこのチームにはなかなかない魅力をもっている」と指揮官は評価した。


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