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2017年07月04日

ルイス・グスタボが酒井宏樹所属のマルセイユへ移籍

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既報通りルイス・グスタボがヴォルフスブルクをあとにし、仏1部マルセイユへと移籍することが発表された。月曜日の始動日に姿を見せなかった29歳のブラジル人MFは、マルセイユへ契約にサインするために向かっていおり、火曜日にマルセイユは「経験豊富でポリバレントな、強い性格をもった」グスタボの獲得について、喜びを見せている。

ホッフェンハイム、バイエルン、そしてヴォルフスブルクでプレーしてきた同選手は、2013年に移籍金2000万ユーロで獲得。それ以降はブンデス109試合に出場してきたのだが、今回は移籍金として1000万ユーロ、さらに成果に応じてその金額は上昇する仕組みとなった。

ヴォルフスブルクのオラフ・レッベSDは、「ルイス・グスタボは数年に渡って、ヴォルフスブルクにとって重要な選手の一人として活躍してきた。できればこれからもそれを目にしたかったのだが、彼には移籍の希望があったし、これまでこのクラブのために全力をつくしてくれたからね」と説明。「リーグ戦、そして国内カップ戦での成功に大きく貢献してくれただけでなく、昨季のような苦しいシーズンでも、リーダーとしてチームを牽引し、そのパフォーマンスで残留に貢献してくれた。これから彼が新しい経験を積んでいくこと、そしてリーグアンという欧州でもトップクラスのリーグでこれからもその力を証明することを楽しみにしている」とエールをおくっている。

その一方でルイス・グスタボは、「移籍の決断は、決して簡単なものではなかった」とつらい心境を明かしながらも、「でもこの夏の休養期間でその気持ちがどんどん強くなった。新しいことに挑戦したい、別の国で、別のリーグを知って見たいという気持ちがね」と決断した理由について述べた。


なお詳細については明らかにはなっていないが、これによりヴォルフスブルクはもっとも高額のサラリーを得ていた選手の売却に成功したことになる。さらに今夏はリカルド・ロドリゲス、ディエゴ・ベナリオといった高額所得者の売却にも成功しており、現在もっとも高いサラリーを得ているのは、ドイツ代表FWマリオ・ゴメスということになるだろう。

その一方でこれまで5選手を補強してきたレッベ氏だが、まだこれに終わるということはなく、グスタボの移籍によってベテランのボランチで穴埋めを行う可能性もあるかもしれない。ただ確実に言えることは、右ウィングの補強を目指しているところであり、ハンブルクのニコライ・ミュラーとは相思相愛とみられているところだ。あとはクラブ間での交渉ということになるのだが、果たして・・・。