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2017年09月29日

ヴォルフスブルクvsマインツは「激しい戦いになる」

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7年間に渡って在籍した古巣マインツと、はじめて敵将として対峙することでも注目されている、ヴォルフスブルクの新指揮官マルティン・シュミット監督。そして今回の相手は、自身のコーチ陣のメンバーでもあった、サンドロ・シュヴァルツ監督との直接対決でもあるのだ。

「数年にわたって一緒に、トレーニングなどで指揮をとってきたわけだからね。相手チームへの分析も彼には担当してもらっていたし、そのなかで相手選手のことについて、たくさんのアドバイスをくれていたよ」とシュミット監督はコメント。

そんな互いに手の内をよく知る両者の対決ということもあり、どちらかがサプライズを演じてくる可能性については否定できない。シュミット監督は「高いモチベーションと対人戦での強さ。面白い試合になると思うよ。その精力さはデータにも現れているし、うまく組織化されたチーム同士の対決になるさ」と予想。

「重要なことは、しっかりとライン引きをできるのかどうか、そして試合にアグレッシブさをどれだけ持ち込めるかということだ。我々としてはボールをもって仕掛けて行きたい」と意気込みを見せている。

なお打撲を抱えるダニエル・ディダヴィとジョシュア・ギラボギは、ここのところは軽めの練習のみをこなしていたが、木曜日からは練習復帰を果たしており、復調したヤニック・ゲルハルトとともにオプションとなる見通し。


一方でマインツでマネージャーを務めるルーヴェン・シュレーダー氏は「楽しみだね」と一言。しかしながら「あくまでこれはヴォルフスブルク戦であり、マルティン・シュミット戦ではない」とも強調しており、「今のマルティンは、マインツ時代とは異なるタスクをヴォルフスブルクで負っている。上位8クラブには入らないといけないだろうね」との見方を示した。

さらにシュヴァルツ監督も、「面白い試合になるだろうね。マルティンはもちろんかつての教え子たちのことをよく知っているし、ここの思想のこともよくわかっている。ユース監督時代を通じて彼の考えはよくわかっているよ。4−4−2を好むが、両チームはどうでるかな?サプライズもあるかな?」と牽制。

なおそのマインツは特にウィングで選手を多く入れ替えているところだが、このことについては「チーム全体でとても高い位置からプレスを仕掛けていくのでね。試合ごとにかなりの負担がかかるんだよ。それが特にここのところのハードスケジュールでは入れ替えを行なってきたのさ。」と説明している。


マルティン・シュミット(監督:ヴォルフスブルク)「もちろんいい思い出もある。だがもう住まいは引き払っているし、もうマインツから離れたところで生活しているんだ。そこまでここのことを考えているということはないよ。別に他のクラブと比較して特別に分析するわけでもないし、ここのクラブのホームページをチェックするわけでもない。それはもうここ数ヶ月は行っていないね。今回の試合は確かに少し特別なものがあるし、はやくこれが過ぎ去って欲しいと思っているところだ。この話題がなくなるからね。私はここにきて、そしてヴォルフスブルクに集中している。他のクラブに思いを巡らせているような時間はない。マインツは私にとって、ずっといい思い出でありつづけるよ。心に残り続けるものさ。ここで私はブンデスリーガの監督となれたし、そしてヴォルフスブルクへ移籍するというチャンスへとつながったんだ」


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