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2017年10月18日

思いがけずベンチメンバーへと落ちたディダヴィとクノッヘ

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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おそらく開幕時には、多くの人々が想像しなかったであろう、先発メンバーから外れた攻守それぞれに2人の主力選手がいる。ダニエル・ディダヴィとロビン・クノッヘだ。

現在ヴォルフスブルクでは、特に得点力不足が課題としてあがっており、そんななかでここまでチーム最多得点となる5得点をマークしているダニエル・ディダヴィのベンチスタートは異様にさえ思える。

前任者のアンドリース・ヨンカー監督からは主力として扱われてきた同選手だが、しかし途中から就任したマルティン・シュミット監督は、マインツ時代でトップ下として活躍していたユヌス・マリを重用。

精力的なサッカースタイルで知られる指揮官は、その理由について「走力とアウトサイドにおける守備力を踏まえてのことだ」と説明。「ユヌスは1試合12.5kmはそうはできる。加えてパスの正確性もあり、ピッチにどうしても残しておきたい選手なんだ」と語った。

確かにディダヴィはこれまで、キャリアを通じて膝の負傷に悩まされてきたところがある。しかし今季は栄養面でも大きく見直すなど「これまでにないほど体調がいい」状態にあり、マネージャーを務めるオラフ・レッベ氏も「非常に重要で、価値の高い選手だ」と賞賛。だがシュミット監督から見た目では、まだそれは不十分なもののようだ。


さらにもう1人、予想外でベンチメンバーとなっている選手がいる。2005年からヴォルフスブルクに在籍し、一時は先発の座を確保していたロビン・クノッヘだ。確かに昨季に加入したジェフリー・ブルマに加え、今夏にヘルタ・ベルリンからアンソニー・ブルックスも加入するなど、厳しい定位置争いは予想されたことではあった。

しかしながらその2選手が不勝利より長期離脱に入り、開幕から5試合のほぼ全てでフル出場するも、ここ3試合ではクノッヘは出場機会さええられない日々が続いている。代わりに出場しているのは、ブルックスの離脱で急遽獲得したマルセル・ティスランドと、若手フェリックス・ウドゥオカイだ。移籍金100万ユーロで1860ミュンヘンから加入した19歳は、試合を追うごとに大きな成長をみせており、対人戦勝率は実に71.7%を記録。レッベ氏も「非常にクリアにプレーができているね」と賛辞を送る。

このままの流れが続くならば、ブルマやブルックスらの復帰も踏まえ、クノッヘにとっては冬の移籍も視野に入れることになるだろう。だがレッベ氏は自軍から育成した25歳について「まだ8試合で考えるようなことではない。ロビンはこれまでにもそのクオリティを見せているし重要性も示してきた」と強調した。


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