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2018年02月06日

かつて成功を収めた同士の対決、ヴォルフスブルクvsシャルケ

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 ポカール準々決勝を前にして、ヴォルフスブルクのマルティン・シュミット監督は3年前に優勝した「写真を練習の時にはいつも通っている。そういう記憶は重要な役割を果たしてくれるものだ」とコメント。ただ奇妙なことに、その時の優勝メンバーで先発を担った選手はヴォルフスブルクがアーノルドだけであるのに対して、相手のシャルケにはナウドとカリジュリと2選手が所属しているところだ。

なお順位表の上では、シャルケが上位争いを演じているのに対して、ヴォルフスブルクは残留争いを強いられているところではあるのだが、シュミット監督は前回1−1であったことから「チャンスがないわけではない。特に後半では試合を支配してドローにふさわしかった」とコメント。週末には残留争いを演じるブレーメンとの直接対決があるが、ローテーションを行わずに「勝利できると思う選手を並べる必要性」を訴えた。

そのシュミット監督とマインツ時代に、「小さなクラブとしての大きな成功」であるヨーロッパリーグ出場権獲得を成し遂げたのが、一昨年からシャルケでマネージャーを務めているクリスチャン・ハイデル氏である。「マルティンはまさに友人にもとめる全てをもっている人物。実直で裏切ることなく悪気などない」と評価。だが今回の対決ではその友情もお預けだ。


現在そのシャルケが抱える悩みの1つがFWの決定力不足である。負傷明けのブルクシュタラーやエムボロはまだ完調にはないこと、さらにディ・サントについては特にプレスなど模範的なその姿勢が2トップでは非常に効果的ではあるのだが、ワントップとなると決定力が求められるところだ。ただブルクシュタラーについては、テデスコ監督は「フレッシュさが戻ってきた」との印象を感じており、今回のヴォルフスブルク戦では結果につなげていきたい。


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