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2018年05月11日

ジェコが古巣ファンに支持をアピール、ラバディア監督は残留に自信

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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わずか数年前まではリーグ戦2位、さらにドイツの国内カップ戦DFBポカールを制し、実質上バイエルンに次ぐ、ドイツ2番手の立場にまで飛躍を遂げたVfLヴォルフスブルク。しかし最近2年間では不甲斐ないシーズンが続いており、ファンからは首脳陣のみならず、監督、さらには選手たちにまで誹謗中傷の声が浴びせられる始末。その状況に、かつてリーグ優勝の立役者の一人で、現在はASローマでプレーするエディン・ジェコが心を痛めているところだ。

2007年から3シーズンに渡って在籍し、111試合で66得点を積み上げたボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWは、昨年行われた1部昇格20周年記念試合に出場するなど、今もなおヴォルフスブルクとの繋がりをもっており「ファンたちは選手たちをサポートしなくてはならない。たとえ辛いシーズンであろうとも、試合開始から最後まで選手たちの側にたってあげないと。これから全てがかかった決戦を迎えるのだから」と訴えた。

そしてネガティブな雰囲気が、ピッチに与える影響についても警鐘を鳴らしている。「僕自身も、一旦自信を無くしたときに、いかに難しいものかを知っている。がんばろうとは思っても、頭と足が思うように動かないんだ。だから選手たちには、観客からのサポートが必要なんだよ。土曜日は、選手たちは100%以上の力を出さなくてはならない。みんなが一体となって前を向いて戦わないと。」

なお残留を争うハンブルクは、ヨーロッパリーグ出場の可能性を残すグラードバッハと対戦するのに対し、一方のヴォルフスブルクの今回の対戦相手は、すでに最下位での2部降格が確定しているケルン。通算対戦成績では11勝9分5敗と分が良く、ドローでも残留に十分な可能性もある。


ただ最後にケルンから勝利をおさめたのは3年半前のことだ。さらにヴォルフスブルクはリーグ戦では、最近14試合でわずかに1勝。最近7度の対戦で零封は1試合のみ。さらにそのケルンを応援に5千人のファンがかけつけるとあって、マネージャーを務めるアルミン・フェー氏も「これは素晴らしいことだ」とコメント。「不甲斐ない姿を見せる気などない」と意気込みをみせた。

一方でブルーノ・ラバディア監督は、ケルンとの「決戦」を前に「この状況を克服できると考えている。選手たちも私の気持ちが伝わっているような姿を見せてくれているよ。」とコメント。そして自身に求められていることは、チームを1部残留に導くことであり「全ての責任は私にある」と指揮官。なお自身は最終節では、監督として最近4試合で3勝1分と負けなしであり、「そのまま続くならいいね」と明るい表情も浮かべている。


 


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