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2018年07月05日

スポーツディレクターとして帰ってきた、元主将マルセル・シェファー

VfL Wolfsburg
VfLヴォルフスブルク
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「今はピッチ上ではなく、サイドラインに立つ立場となった」と語った、マルセル・シェファー。「人間としては全く変わることはないんだけど、 でももちろん別のタスクを担うことになるし、そのなかには心を痛めるような決断も含まれる」。かつて主将としてチームを牽引した同氏は、本来は来年までアメリカでプレーする予定だったものの、一足早くドイツ・ヴォルフスブルクへと戻ってきた。「たしかに少し寂しいところもあるけど、でもスポーツディレクターに任命してくれたことに、大きな喜びを感謝の気持ちを感じているよ。僕はサッカー選手だったけど、でもこの仕事はぜひ引き受けたいと思ったものだからね」

今は「8時から20時までのワーキングタイムだよ」というシェファー氏。「この仕事は多岐にわたるものだし、興味深いね。新しい事がたくさんある。マネジメントと選手たち、ユースとの橋渡し役をなること。多くのことを学ばなくてはならないし、責任もになっていきたい。誰だって勉強していくもの。たぶん今は、若い頃よりももっとそれが求められていると思う」と意欲的な姿勢をみせる。なおヨルグ・シュマッケ代表とは「知り合って、すぐに同じポイントからのスタートラインをみていると感じだ。今回クラブが与えれくれた信頼に感謝している」と述べ、両氏ともにチームとしての取り組みに特化していきたい考えだ。「とても密接に取り組んでいくし、ほとんどの話し合いは選手同席で行いたいと思う。チームとして行動を共にする事が重要だと思うんだ」

選手時代も負けず嫌いではあったが、立場が変わってもその気持ちに変化はない。「できる限りの成功をつかみとっていきたいとは思う。でもそれは一歩ずつ着実に目指していくことだ。その落ち着きがここヴォルフスブルクでは、もう少し求められているように思う」と述べ、「仕事、サッカー、情熱。それを肝に命じておくということ。自分も就任初日からそう臨んでいるし、選手たちにも同様に求めていきたい。サッカーが最優先事項であることを忘れてはいけない」と強調。「ピッチ上での仕事に集中する必要はあるが、しかしチームとしてもっと存在感を出していかなくてはならない。この地元を代表しているということ、そういう立場にあるということなんだ」と言葉を続け、「ミスはつきもの。それでも意欲的にプレーしてほしい。もしも仕事への意欲をもって臨めなければ、その時は批判を受けるものだ」と語った。


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