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2020年12月09日

ビーレフェルトを牽引する、堂安律

DSCアルミニア・ビーレフェルト
DSCアルミニア・ビーレフェルト
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まさにチームにとって、「違いをもたらすことができる選手」だ。それを今シーズンに堂安律は、新天地アルミニア・ビーレフェルトにて幾度と示しており、週末に行われた今後を占う下位決戦、1.FSVマインツ戦においても1得点、1アシストと『マン・オブ・ザ・マッチ』に輝く活躍を披露している。

最近では22歳の日本人MFは、右のウィンガーとして非常に目立つ存在となっており、「彼はほとんどの得点・チャンスに絡んでいた」とウーヴェ・ノイハウス監督はこの日のパフォーマンスを称賛。なかでも得点シーンについては「あれは本当に良いプレーだったよ。相手2・3人に囲まれたところで、素晴らしい個人技をみせてくれた」と語っている。「2−0とすることが、この試合では非常に重要だった」

 その一方で、堂安自身は得点に直接絡んだ2つの場面については、特に口にすることはなく「あまり覚えていないんです。チームメイトに囲まれたということくらいしか」とコメント。ただそれが何も考えずに、直感的にみせたものだとするならば、これは彼がビーレフェルトをより高いレベルへと押し上げられるだけの、クオリティをもっているとも言えるだろう。

 そして今、堂安律はそのビーレフェルトを牽引しているところであり、来夏開催予定の東京五輪出場を視野に入れる日本代表によって手にしたこの勝利は、非常に大きな意味をもつものだ。堂安は「大事なタフな試合でした。この勝点3が何より重要ですが、自信もつきました。試合を追うごとに良くなっている印象です」と、胸を張った。
 


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