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2021年03月12日

DFBの裁定に抗議「誰もビーレフェルトを見てくれない」

DSCアルミニア・ビーレフェルト
DSCアルミニア・ビーレフェルト
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 アルミニア・ビーレフェルトは、ネイサン・デ・メディーナに対し、ドイツサッカー連盟が下した3試合の出場停止処分に抗議の声を挙げている。確かに後半71分に退場処分を受けた同選手は、その際に相手FWニクラス・フュルクルークのアキレス腱を蹴っていたものの、だが当初主審は警告を提示しており、VARを務めたビビアナ・シュタインハウス審判員による介入があっての裁決だった。これがビーレフェルトのアラビSDが苛立ちを示すポイントとなっているのである。

 「ブレーメンのコーフェルト監督でさえ、あの場面ではVARの介入は必要なかったと言っている。主審も、そして第4審判員も線審に至るまで、あのプレーをはっきりと目にしていたのだし、しかも現場でイエローカードという裁決に疑問をもった人は誰もいなかったのだ。地下でビデオをみていた人は除いてね」とコメント。つまり明確な誤審ではない限り、VARが介入する必要はなかったということだ。ビーレフェルトが特にVARのジャッジに対して苛立ちを感じる理由は他にもある。

 例えばバイヤー・レヴァークーゼン戦では、明らかにPKであったはずの堂安律に対するファウルが無視されており、またその後にファビアン・クロスが蹴られて交代を余儀なくされたプレーについても、VARはここでも介入することなく、加えてファウル扱いにさえならなかった。「誰も何も言ってくれなかった」とアラビSDは嘆いており、「それならば、VAR自体に意味があるのかを問わなくてはならないだろう」とコメント。加えてブレーメンは、いまだ1度もPKを獲得できていない、ブンデス唯一のチームでもあり、「我々のことを見てくれない。本当に不思議に思うね。そして今回、デ・メディーナには厳罰が下されたのだ」と付け加えている。
 


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