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2021年04月10日

奥川OG誘発、ビーレフェルトが生き残りへ、貴重な勝ち点3を確保

DSCアルミニア・ビーレフェルト
DSCアルミニア・ビーレフェルト
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 ブンデスリーガ第28節の幕開けを告げる、アルミニア・ビーレフェルトvsSCフライブルクの一戦は、自動降格圏内に沈むビーレフェルトが、今季ここまで中盤争いを展開するフライブルクを相手に、貴重な勝ち点3の確保に成功し暫定14位へと浮上した。

 DAZNとのインタビューに応じた、フランク・クラマー監督は「我々は非常に激しいプレーをみせていたし、実際にそれが求められた。とはいえ、ある程度のバランスも保たれていたよ。そして最終的にはより我々の危険度は増していき、得点チャンスも増えていったね」と試合について総括。なおクラマー監督にとってはフュルト、ホッフェンハイム時代も含め、ブンデスリーガでのホーム戦初勝利にもなった。(いずれもシーズン終盤からの就任で、通算9試合目)

 この試合の前半では両者とも互角の戦いをみせており、後半に入ってからはビーレフェルトが優勢に。そして奥川雅也が放ったシュートを相手MFバプティスト・サンタマリアがヘディングでクリアを試みるも、オウンゴール。これが決勝点となり、1月20日以来となるホーム戦での貴重な勝ち点3を確保した。守護神シュテファン・オルテガは「良い気分さ」と喜びをみせつつも、特に来週からは過密日程に入ることからも「これを続けていかないと意味がない」とも警告。「ここにきて2連勝を飾ることができれば、残留にむけて可能性を残すことができる」と言葉を続けている。「謙虚さを忘れることなく、しっかりと回復して、しっかりと取り組んでいき、この過密日程で攻勢をかけていかないと」

 この結果、自動降格圏内に沈んでいたビーレフェルトは、暫定ながら一躍14位へとジャンプアップすることに成功。代わりに降格圏内に入った17位ケルンと16位マインツは日曜に直接対決が控えており、15位のヘルタベルリンは土曜日にグラードバッハと対戦。「これからソファでゆっくり落ち着けるね。明日は軽めの練習で、午後にはブンデスリーガをゆっくり見るよ」とアルネ・マイアー。クラマー監督は「今日は勝利を喜ぶが、明日はまた新たなスタートを切らなくてはならない。自分たちを見失うようなことがあってはならない」と生き残りをかけた激しい戦いの中で気を引き締めた。
 


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