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2022年04月19日

残留の鍵は奥川雅也とヴィマー、王者相手に見せた希望への兆し

DSCアルミニア・ビーレフェルト
DSCアルミニア・ビーレフェルト
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 週末に行われたバイエルン・ミュンヘン戦にて、アルミニア・ビーレフェルトのフランク・クラマー監督は、「こういった試合でもしも何か結果を手にすることができるならば、ああいった状況でせめて1度くらいは、自分たちの方に有利に判定されないとね」とコメント。

 例えばその指摘したシーンは前半終了間際にあった、ファビアン・クンツェに対する相手DFタンギー・クアッシによる肘打ちであり、あそこではPKのチャンスもあった。加えて後半にベンジャマン・パヴァールからチャージを受けた奥川雅也についても、奥川自身が「突入したところで背後からぶつけられた、それで得点にシュートを阻まれた」と回顧。

 クラマー監督はこういった場面で、週末のバイエルン戦では「多くのギリギリの判定の部分で不利に働いた」とみている。ただ一方でそれは最終的には誤審とまでは言い切れるものではなかったというでもあり、とかく今回の試合が象徴するようにいまや降格圏内に転落したビーレフェルトではここのところ、多くの負傷離脱などツキに見放されている感は否めないのだ。

 それでもこれまでの戦いと比較して今回のバイエルン戦では、王者を相手に闘志あふれるプレーをみせたことは指揮官も評価するところ。守備面における姿勢と規律はしっかりしたものであったことは、今後の戦いにむけて心強い材料。攻撃面ではロングボールの多用も目についたが、それでも新しい4−4−2システムえビルドアップの兆しもみられた。パトリック・ヴィマーと共に、前述の奥川雅也の復調もポジティブであり、より重要度の増す特にこの2人がシーズン終盤における残留へのキーパーソンとなる。
 


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