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2019年04月09日

アウグスブルク、今度はハウウェーレウがバウム監督の采配を批判

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 残留争いからの脱却をかけた日曜日のTSGホッフェンハイム戦だったのだが、FCアウグスブルクは本拠地で為す術なく0−4と惨敗を喫した。この試合でマヌエル・バウム監督は、積極的にシステムや選手の入れ替えなど戦術的アプローチを施していったものの、それが功を奏することもなく、試合後にはジェフリー・ハウウェーレウからの批判の声まで噴出している。

 「今日のプレーについては、よくわからない。幾度となく入れ替えを行い、前線や中盤でのプレスの高さも変更していった。3度も前半だけで変更を行うということは、うまくいっていないということの証でもある。とにかく打開策をまったく見出せなかった。僕たちが構想の全体像を全く把握できていない感じだったね」

 試合後の監督批判として即座に思い浮かべるのが、同じく守備の要としてハウウェーレウとCBコンビを形成していたマルティン・ヒンターエッガーのケースであり、その時は「彼についてポジティブなこともネガティブなことも言えない」とコメント。その後の出場停止処分が下された末に、フランクフルトへのレンタル移籍へと繋がった。ただバウム監督はハウウェーレウの発言は、そのヒンターエッガーとは比べられないとの考えを示しており、あくまでドイツ杯でライプツィヒとの延長戦を戦ったことから、心身ともに疲弊しきった中での戦いを強いられたことを強調している。


 主将のダニエル・バイアーは、このことについて「監督に聞いてくれ。僕は言われたことをやるだけだ」と述べるにとどまったが、若手GKゴレゴール・コーベルは指揮官に同調しており、「ホッフェンハイムの方がスピードがあったし、切れもあったけど、でも僕たちはその前にドイツ杯で延長戦を戦っているからね。決まった戦術で戦うことは難しいよ、そのためには体力の問題がある」との見方を示した。

 さらにマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏もバウム監督への支持を強調しており、確かにこれまでバウム監督はその戦術面での多彩さで乗り越えてきたところはある。ただ現在の順位表における状況を踏まえれば、指揮官は異なるアプローチが求められているのか?このことについてロイター氏から明確な返事はなかった。今はハウウェーレウの件も含めて長期的視点ではなく、残留争いの中でできる限り事を荒立てずに対応していきたいところだろう。
 


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