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2019年05月03日

わざと監督批判をして移籍?ヒンターエッガー「馬鹿げてる」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 今年1月26日に行われたブンデスリーガ第19節、ボルシア・メンヒェングラードバッハ戦にて0−2と敗戦後、FCアウグスブルクのマルティン・ヒンターエッガーは 「2018年は1年間を通じて、僕たちは下降線の一途を辿っていた。良くなったところは大してみれないし、この1年は成長というよりむしろ低下していったよ」とバイエリッシェン・ルンドフンクにコメント、さらに「監督についてポジティブな言葉は出てこないね。ネガティブな言葉も」と言葉を続けた。

 その後にアウグスブルクは同選手に対して高額の罰金と、こちらはしばらくの間だが、チームから外される処分を受けており、まもなくしてフランクフルトへのレンタルが成立。アウグスブルクでマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏は、「処分の後にも話し合いを行なったが、しかしまだマルティンはすぐにチームに合流できるような用意はない。だから今回の移籍で合意したのだよ」と明かしている。

 その結果、フランクフルトで息を吹き返したヒンターエッガーは、主力の一人としてヨーロッパリーグ、ブンデスリーガでのCL出場権争いに貢献する活躍を披露。その裏で一部のファンからは、監督批判は計算尽くで行われたのではないか、との疑問の声を浮上した。だがこれに対して、ヒンターエッガー自身が「馬鹿げている」と一蹴している。

 「それなら事前にグラードバッハ戦での敗戦を見込んでいたことになるだろう、いい結果ならそんなことは言えないんだから。」そう語った同選手は、処分後は「オーストリアに戻ること」や「イタリアの小さなクラブ」もオプションとなっていたものの「幸運にもフランクフルトからコンタクトがあった」と移籍の経緯について説明。

 「試合後のコメントは少し汲んでもらいたいところもあるけど、でも批判は厳しかったとはいえ、半分は的を射ていたと思う。だから火曜日に処分を受けた時は、罰金は覚悟していたけど驚いだ。本当にあのときはおちこんだけど、でもいい方向にいってくれてよかったよ」と安堵の表情を浮かべた。

 なおフランクフルトとのレンタル契約は今季いっぱいまでであり、シーズン狩猟後は「ひとまず、アウグスブルクの選手ということになる。まだ2年間の契約を残しているからね」とヒンターエッガー。その間にアウグスブルクではマヌエル・バウム監督は解任され、マルティン・シュミット新監督が就任している。
 


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