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2019年10月20日

「素晴らしい立ち上がりとロスタイム」で、バイエルンとドロー演じたアウグスブルク

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 シュート総数は9対24、パス総数は204対768、支配率は22%対78%。しかし最終的な結果は、2−2。本来、バイエルン・ミュンヘンにとっては、勝利して終わらなくてはならない試合で、FCアウグスブルクはジョーカーゴールにより起死回生の勝ち点1を獲得することに成功した。

 その同点ゴールを決めた選手こそ、これまでアウグスブルクのオフェンス陣を牽引してきたアイスランド代表アルフレッド・フィンボガソンである。「もちろんはじめはガッカリしたさ。バイエルン相手なのだから。誰もが希望するビッグマッチだよ」と、TV局スカイに対して語った同選手。

 しかしそれでも「気持ちは切り替えていかなくてはならないもの」であり、「うまくしっかりと準備を行なった」ベテランFW。「どんな役割かは、この際大して関係はないよ」そして登場することになったのは、開始30秒ほどでリヒターが先制弾をあげるも、ドイツ代表ニャブリの1得点1アシストで逆転して迎えた、後半67分のことだった。

 GKコウベクをはじめとして、何とかバイエルンの猛攻に耐えて迎えたロスタイム、フィンボガソンと同じく途中出場のFWセルヒオ・コルドバからのクロスに、そのフィンボガソンが合わせて同点に。「バイエルンを相手に戦うこと自体特別なこちだけど、でもそこで同点ゴールを決めたのだからより一層特別さ」と、喜びをみせている。

 前節のグラードバッハ戦では5失点を喫するなど、試合前はブンデス最多失点を許すなかで迎えた王者との一戦だったが、この日キャプテンを務めたラニ・ケディラは「開始直後と、ロスタイムは素晴らしかったね」と述べ、さらに、「その間には、素晴らしいGKが立ちはだかってくれた」と試合について振り返った。
 


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