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2020年05月16日

アウグスブルク、ヘアリヒ監督を擁護。ヒュッター監督は「笑っちゃった」

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 「確かにそれは誤りではあったのだが・・・」FCアウグスブルクにてマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏は、不用意にスーパーマーケットへと買い物に出かけブンデスリーガの規則に抵触した、ハイコ・ヘアリヒ監督への擁護を強調した。

 これはドイツの大衆紙ビルトに対して語ったものであり、「すぐにこれはあってはならない事だと感じたし、残念なことだと思う」とコメント。ヘアリヒ監督は試合前に行われたビデオカンファレンスにて、メディアに対して隔離された宿泊地から外出し、歯磨き粉とスキンクリームを購入しにスーパーへと出かけていたことを口にしていた。そのため土曜午後に行われるヴォルフスブルク戦でのベンチ入りは不可能となり、これから2度にわたるコロナ検査を経て職場復帰することになる。

 この不用意な行動に厳罰を求める声も挙がったが、ロイター氏は「彼はすぐに過ちを認め、そして言い訳することなく、一貫した行動をとっている。改めて強調するが、あれは確かに誤った行動だった。だがハイコが公的な(保健局の)規約に違反していたということではない。彼はスーパーでも口と鼻、そして対人距離も守っていた。厳罰は全くもって大袈裟なものだ」と擁護した。

 その一方でヘルタ・ベルリンのサロモン・カルーは、ブンデスリーガの規約に抵触したことにより出場停止処分を受けることとなったが、「これらは比較できるものではないよ」と、ロイター氏。「カルーの行動は公的な(保健局の)規約に反したものであり、さらに周囲の人々をも巻き込んだものだったんだ」

 ヴォルフスブルク戦での代役は、トビアス・ツェルナーACが務めることになり、ヴァンツィール監督と共にシャルケに向かった1シーズンを除いて、2012年からクラブに従事する同氏について、「クラブを熟知している人物」と評価。「チーム内で行われた2度のテストマッチで勝利していたよ」と後押ししている。

ヒュッター監督「笑っちゃったよ」


各関係者からのコメントは以下。

マルクス・ギズドル監督(ケルン)「まるでハイコが銀行強盗でもしたかのような責めを受けている。彼は自らの過ちを認めており、あまりに行き過ぎたものだと思うよ。厳しい制限下では時にこういう事も起こってしまう。我々は人間なのだから。」

アディ・ヒュッター監督(フランクフルト)「あまりにも詳細に話をしていたし、ちょっと笑っちゃったよ。我々監督も、選手も、みんな普通の人間なんだ。こういった事が起こってしまい、その報いも受けることになる。今後こういう事は起こさないと思うよ」

ヨナス・ボルト氏(ハンブルク)「信じられなかったね、冗談だと思ったよ。二十歳の選手じゃないんだ、立派な大人なんだよ。ちゃんと模範的に行動しないと」

ハンジ・フリック(バイエルン)「アウグスブルクでの事に口出しはしたくない。ただ今回のことからしっかりと反省をしていると思うよ」

マルクス・ズーダー知事(バイエルン州)「さらにこのような事が起こるならば、リーガは厳しい事態を招くことになるだろう。これは冗談では済まされない。医学の専門家からの提案で、リーガが多くの労力を費やし構築したコンセプトであれば(中略)その規約に従わなくてはならない。そうじゃなくては、レッドカードが提示されることになるよ」
 


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