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2020年05月24日

アウグスブルク、主将バイアーがベンチスタートとなった理由

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 ようやく週末のシャルケ戦にて、アウグスブルクの指揮官としての初陣を飾った、ハイコ・ヘアリヒ監督。そこでは最近不振のスヒーに代わり、予想通りウドゥオカイがイェドヴァイとの高さのあるCBコンビを形成。さらに中盤では、主将ダニエル・バイアーに代えて、カルロス・グルエソを起用している。その理由について指揮官は、過密スケジュールをベテランのバイアーに考慮したものであり、司令塔タイプのバイアーに比べ、強豪シャルケを相手に戦うにはここ起用はマッチしていたといえるだろう。代理主将のケディラと共に、グルエソは非常にアグレッシブなボランチコンビを形成。先制点の起点にもなった。

 「カルロスは良い試合をしていた。守備面で食らいついていたよ」と、ヘアリヒ監督は称賛。「これからしっかりと回復をして、そして来週に起用できるようにしてもらいたいところだよ。」この過密スケジュールにあたり、水曜日にアウグスブルクは、最下位パダーボルンとの一戦が控えているところ。そのためポゼッション率の上昇が見込まれており、この試合に関してはむしろ司令塔タイプ、パスワークに長けたタイプが求められるはずだ。


 確かにヘアリヒ監督は「一歩前進することができた。ただ重要なことはこれを続けていくことだ。これにより大きな前進を果たせるかもしれない。ただそれでもシーズンが終わったわけではないけどね」と述べている通り、特にシャルケ戦での勝利から大きくいじくる必要はないだろうが、それでもやはり「過密スケジュールのため負担を分けていかないと。入れ替えは重要だ」と強調。中盤では前述のバイアー、守備陣ではハウウェーレウあたりもビルドアップ力から有力だが、どのような決断が下されるか。また攻撃陣ではフィンボガソンの可能性も指摘。ただし指揮官は「細かい起用法は口にできないよ」と、手の内をあかそうとはしていない。
 


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