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2020年10月13日

ユリアン・シーバー「タイには親友ローラーや細貝萌もいる」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 FCアウグスブルクとの契約期間は来夏まで残されているにもかかわらず、既に今年の6月の時点でユリアン・シーバーは、既にクラブの構想から外されていることを知っていた。「僕は練習場に来ることさえも許されなかった。すでにロッカールームは片付けられてしまったんだよ。背番号も後から割り当てられたものだったんだ」そう振り返ったベテランFWは「怖さ、失望、苛立ち、いろんな感情に襲われた」ことも明かしている。

 その一方でかつてドルトムントにも在籍したシーバーは、クラブから受けた対応について決して、「不当な扱い」を受けたと訴えるつもりはない。確かに「ヘアリヒ監督からは遠慮なく、僕を構想に入れていないこと。ブンデスに耐えられるフィジカルをもっているとは思えないことを伝えられた」ものの、「そういう言葉も受け入れなくてはいけないもの」だということも理解している。

 シーバー以外にも6月の時点では複数の選手に対して戦力外通告はなされていた。そしてそれらの選手たちがクラブを後にし、シーバー自身にも「いくつかのオファーは届いた」ものの、今もなおアウグスブルクに留まっている。「心が動かされるようなものがなかったんだ」


 そんな新天地としてはドイツ国内の移籍が困難ということもあり、「アジアでプレーすること」も1つの夢として語っている。「アジアでプレーするという、ちょっとした夢があるんだ。ただ長期的な意味ではなく、数ヶ月程度の意味だけどね。タイの移籍市場は1月中旬で閉幕して、4月上旬にはシーズンが終了するんだ。その期間でも得られるものはあると思っている」

 そして特にタイの名前を挙げた理由としては「旅行でアジア、特にタイを見てきたのだけど、バンコクは特にお気に入りの街だ。親友フィリップ・ローラーがラーチャブリーの主将を務めているし、この前タイに行った時に現場の状況もみたんだよ。それにヘルタで同僚だった、バンコク・ユナイテッドでプレーしている細貝萌とのコンタクトもある。お金どうこうではなくて、気持ち的なものだね。往復の航空チケットとちょっとした住まいさえあれば十分だよ」との考えも明かした。
 


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