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2020年10月14日

病気から復帰したヘアリヒ監督「片方の肺が消えていた」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 気胸からの回復を果たし、月曜日よりFCアウグスブルクの練習場へと戻ってきた、ハイコ・ヘアリヒ監督。火曜日には電話では、11日ぶりの退院に「気分は良いよ」と語った48才の指揮官は、週末のライプツィヒ戦から早速ベンチ入りが期待されているところだ。「医師とそのように話し合っているよ。ただ叫ばないようにしないといけないがね」いざとなったら、近くのアシスタントコーチがサポートを行うことになる。

 同氏は10月1日から2日にかけた夜に、咳をした際に「胸を刺すような、奇妙な感覚を覚えた」と明かし、ひとまず睡眠をとって翌朝にチームドクターの診察を受けた結果、片方の肺から音が聞こえなかったという。前日のコロナ検査では陰性だったこともあり、大事をとって徒歩ではなくタクシーで精密検査へと向かった。

 「そしてそこでのCTでは、片方の肺が消えていたんだ」とヘアリヒ監督。その言葉だけを耳にすると、ゾッとするような内容だが笑顔が物語るように、要するに気胸を患っているとの診断の意味だ。「ドイツでは滅多にこの病気で命を落とす人はいません、と医師から言われたよ。つまり良い治療があるということ、なのでそこまで私は悪いことだとは考えなかった」

 そして肋骨に穴を開けて肺の再建を行った結果、「その瞬間に、どれほどのはいの活動が再開したのか、どれほど止まっていたのかというものに初めて気づく。特に良い回復をみせていて、これは医師も驚くほどだった」と言葉を続けている。なお再発防止のために、更なる手術を受けた。「原因は医師にもわからないそうだ。」というヘアリヒ監督は、咳をする際には仰向けは避け、直立して座ることが安全であることを学んでおり、特に背が高くてスレンダーな、若い男性に見られる病気だという。「それは、褒め言葉として受け取っておこう(笑」
 


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