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2020年10月27日

レヴァークーゼンに19戦未勝利「僕がノイアーだったら」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 この日に33才の誕生日を迎えた、FCアウグスブルクのGKラファル・ギキーヴィツにとって、何よりもの願いだったのは恐らく、18度の対戦で一度もアウグスブルクが勝利したことのない相手、バイヤー・レヴァークーゼンからの勝利に他ならなかったことだろう。これまでアウグスブルクはレヴァークーゼンに対して、0勝6分12敗。星空の輝くナイター開催のホーム戦でのそんな願いは、たった2回のセットプレーで脆くも崩れ去ることになる。

 まずは前半15分、アミリの蹴ったCKにアラリオがヘディングで合わせたところ、フラムベルガーが明らかに腕を伸ばすハンドでPKを献上。そこでアラリオが放ったシュートに方向は、まさにこの日誕生日を迎えたギキーヴィツの思惑通りだったのだが、惜しくも手をかすめてゴール右隅へと決まっている。「新ルールでは、必ずGKの足はゴールライン上にないといけないからね」と、試合後にDAZNとのインタビューにてコメント。

 その後にカリジュリによる技ありのゴールで同点へと追いつくのだが、終盤に差し掛かった後半75分、再びアミリが放ったFKにまたしてもアラリオがヘディングで合わせ、今度はギキーヴィツは動くことさえままならず、ボールはそのままゴール右へと吸い込まれていく。そしてそれが決勝点となり、またしてもアウグスブルクはレヴァークーゼンの前に屈する格好となった。「僕がマヌエル・ノイアーだったら、守れたかもしれないけどね」と笑うしかなかった、ギキーヴィツ。そんな願いもこの日の誕生日では叶うことはなかった。
 


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