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2021年01月07日

元独代表ハーン、コロナ感染から復帰の過程を説明

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 12月に新型コロナウィルスへの感染が確認されたアンドレ・ハーンは、それから3週間に渡る隔離生活を余儀なくされることとなった。そして今は、すでに再びピッチ上で元気な姿をみせているところだが、改めて感染時から復帰するまでの過程について振り返っている。

 土曜日に行われた1.FCケルンとのリーグ戦では、途中出場から決勝点へ直接絡む活躍を披露。月曜日に行われたレーゲンスブルクとのテストマッチでは、予定を超える90分間のフル出場をも果たした同選手。「復帰というのは良い気分さ」と、元ドイツ代表FWは語り、「フィジカル的にも良い感じだよ。もちろんまだ不足部分はあるけどね」と、言葉を続けた。「50・60分は問題ないだろう。とても良いスタートを切ったし、状態もよくチームに入って行けた。早く先発復帰を果たしたいところだね」

 12月はじめにハーンは、新型コロナウィルスへの感染が報告された。その原因となったものは何だったのか?「それが自分でも一番気になるところだよ。でも全く答えはないんだ。保健局の調査で接触者は家族のみ。練習参加した全員は陰性だったし。そして数日後には妻からも感染が確認され、もちろん当初は不安を感じたけど、でも前向きさを保とうとしていたよ」とハーン。

 そこで一家はアルゴイの自宅にて隔離生活を送ることになる。「幸いなことに僕の場合については、ほぼ症状のない軽度のもので済んだんだ。味覚と嗅覚に異常はあったけど。何となく、全てのものが水のような味がするという、不思議な感覚に襲われたね。ただ猛烈な食欲に襲われずに、隔離期間中に体重が増えずに済んだ、というメリットにはなったかもしれないけど(笑」

 さらにハーンは、当初あまり運動らしい運動はできていなかったという。「それはウィルスが心臓や肺に対して、どういった影響をそれから及ぼして行くのか、まったくわからなかあったからだ」と説明したハーンには、クラブからエアロバイクを届けられたものの軽くしかこなせず、2度の陰性検査を受けてはじめて、クリスマス前から負荷を増していけるようになったとのこと。

 そうしてようやく迎えた隔離の終焉は、アウグスブルクとアンドレ・ハーンに喜びをもたらすものではあったのだが、しかしながら息子のユリアンにとってはそうではなかったという。「もうすぐ5才になる息子は、父親が24時間自宅にいることを喜んでいたんだ。また練習に行かなくてはならないとなったとき、彼は目に涙を浮かべていたよ」と、思いがけず手にした家族との時間について語っている。
 


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