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2021年07月21日

ドルシュ、ドイツは個の力で劣っても「クンツ監督は見事に対応する」

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 ドイツ五輪代表チームは明日木曜、ブラジル代表との重要な初戦を迎えることになる。本来ならば参加予定だったものの、アウグスブルク移籍のために急遽辞退したニクラス・ドルシュは、その理由について「こういった状況では懸命な判断が求められるもの、これからアウグスブルクで過ごすことになるので、できるだけ早く馴染んで行きたい。とても重要なポジションでプレーするし、開幕3・4日前しか戻ってこれないようだと厳しい」とkickerに対してコメント。

 そのため「僕は日本での試合を見守っていくことになるのだけど、とにかく彼らの健闘を祈っている。彼らは最大の成功を収めるに値するだけのチームだと思っているんだ」と強調した。そしてこの夏にU21欧州選手権優勝をクンツ監督と共に果たした23歳のMFは、今回の東京五輪においてもある種の共通点を感じるという。「ドイツは、選手の名前を見る分では、今回も決して優勝候補というわけではない。でもクンツ監督は、こういった状況に対して、うまく対処しチームをうまく合わせていくやり方を熟知しているんだ」と指摘する。

 実際にU21欧州選手権での優勝は、個の力という点で否定的にみていた多くの人々を驚かせるものだった。そういった戦いを通じて、ドルシュは「たとえ高額の移籍金を支払うようなトッププレーヤーがいなくとも、チームとして結果を持ち帰ることは可能なんだ」と身を以て体験。特にそこにはクンツ監督の手腕が発揮されているとみており、「たとえベンチに座っている選手でも、闘争心を燃やしていて、それをまとめ上げていた。そして投入されるやいなや、全力を尽くしプレーしていた」と、「クンツ監督の為せる業」への賛辞を送った。
 


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