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2021年09月02日

高額すぎた堂安律とフォクト、アウグスブルクのチャンスは皆無

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 コロナ禍により財務危機の穴埋めに奔走した売り手側、そしてそれを好機と捉えた買い手側の思惑が一致する形で、この夏の移籍市場はビッグクラブを中心として、数多くのスター選手を巻き込んだ、例年以上に大きな盛り上がりをみせる展開となった。

 その波は移籍市場最終日まで継続することとなり、FCアウグスブルクでも積極的に行動。新たなFWとしてゼキリを獲得したのみならず、さらに堂安律、そしてケヴィン・フォクトの獲得にも動いていたものの、共に高額すぎたことで獲得は断念されている。

 かつてヴァイツィール監督の下では、CMFとしてアウグスブルクで飛躍したフォクトだが、今回はセンターバックとして守備の安定化と経験をもたらすことを期待。とりわけアウグスブルクでは2度のホーム戦で共に4失点を喫するなど、大きなミスや甘いディフェンス面の問題解決が求められていた。

 一方で20代最後の年齢に入った、契約最終年度のフォクト獲得のチャンスを伺ったのだが、アウグスブルクがホッフェンハイム側を納得させることは叶わず、代替案も見出せなかったために補強は頓挫。守備力のリーダーシップの穴は残されたままとなっている。

 さらにアウグスブルクではオフェンス面でも、オランダ1部エールディビジよりPSVアイントホーフェン所属で、昨季は昇格組ビーレフェルトにて主力として残留に貢献していた、日本代表MF堂安律にも目を向けていたものの、こちらも金銭面で高額であったこと、そして選手自身の思惑などもあり獲得が実現することはなかった。
 


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