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2017年05月09日

クレメンス・フリッツが引退を決断

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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ついにその日が訪れた。3月はじめに右足首の靭帯結合部を損傷して離脱しており、「今回の負傷期間を利用して、集中的に自分の将来と体のことについて考えた」36歳のベテランMFは、今季限りで現役生活にピリオドをうつことを決断している。

数週間前にフリッツとの契約の延長の希望を述べていたマネージャーのフランク・バウマン氏は、ドイツ代表として22試合の出場経験をもつ守備のオールラウンダーについて「彼はピッチの内外で重要なチームの柱となっていた。まさにブレーメンを代表する選手だよ。だから今回の決断は残念に思う」との考えを示した。

2011年からブレーメンでキャプテンを務めるフリッツは、ここまで公式戦368試合に出場。ブンデスリーガではレヴァークーゼン時代も含め、331試合に出場しており、キャリアのハイライトとしてあげられるのは、2009年のポカール決勝でエジルのアシストで決勝点をあげたことや、UEFAカップ決勝で延長の末シャフタール・ドネツクに敗れた試合などがあげられるだろう。

その一方で、同じくバウマン氏が延長を希望するもう一人のベテラン、クラウディオ・ピサーロについては、かつての指揮官トーマス・シャーフ監督が「それは悪い考えではないだろう」と述べ、さらにユルゲン・ボルン氏も「私ならあと1年彼が残ってくれれば嬉しいね」と後押し。

ただしブレーメンは、現在ライプツィヒのダヴィー・ゼルケの復帰へと動いており、ピサーロとしてはサラリーと出場機会の減少を受け入れなくてはならない状況にある。


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