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2018年07月31日

予告通り、大迫勇也を早速テストしたコーフェルト監督「とても気に入った」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 昨日にフローニンゲンとのテストマッチで痛み分けを演じたヴェルダー・ブレーメンは、その翌日にも同じくエールディヴィジのVVVフェンロとテストマッチを実施。何と言ってもこの日の注目は、前日に4度目のブレーメン復帰を果たし背番号4を身につけたクラウディオ・ピサーロと、その日の入団会見で「テストマッチに帯同し出場する」とコーフェルト監督が宣言していた大迫勇也に集まった。

 二千人の観衆が詰め掛けた今回のテストマッチでは、ブレーメンは4−3−3システムを採用。4バックにはベテランのセラシエと若手のフリードルを両サイドに配置し、CBは昨季主力の若手ヴェリコヴィッチとベテランのモイサンデルを起用。中盤は底にバルグフレーデが入ってビルドアップを担い、CMFにはマキシミリアン・エッゲシュタインとクラブ史上最高額で加入したクラーセンが入った。最前線の3枚は右にラシカ、そして真ん中にクルーゼ、右にハルニクと二人の旧友が揃って先発している。

試合は開始からブレーメンが勢いで圧倒。試合を支配し、フェンロはブレーメンのアグレッシブさに押し込まれる展開となった。前半12分からクルーゼが立て続けに好機を演出、または自ら掴むもゴールネットを揺らすにはいたらなかったものの、そこでハルニクが前半23分に相手DFを二人交わして先制弾。そして28分からはそのハルニクに代わり大迫勇也が右のウィングでブレーメンデビュー。さっそく前半31分と34分に好機を掴むなどいきなり存在感を示した。

さらに前半終了間際にはブレーメンは立て続けにチャンスを掴むも、なかなかゴールネットを揺らすには至らず、逆に後半51分にフェンロに同点弾を許し1−1へ。そして残り20分となった時に、「予定通りに」クラウディオ・ピサーロがひときわ大きな拍手とともに登場し、チームに勢いをもたらすことに成功。「特にその恩恵を受けたのが、ヨハネス・エッゲシュタインだったね」と指揮官が振り返ったように、若手FWは後半74分、78分、80分、そして90分と立て続けに得点チャンスを掴んでいる。

 また試合終了間際には後半84分に大迫勇也がシュートを放つも、元シャルケのラース・ウンナーシュタルの正面に。さらにカインツも86分のチャンスを活かしきれずに試合は二日連続で痛み分けに終わった。 大迫勇也のプレーについて、試合後フロリアン・コーフェルト監督は「とても気に入ったよ。積極的にボールを受け取り、正しいスペースへと走り込んでいき、そして自らもチャンスを掴んでいた」と賞賛。

 試合については、「前半は私にとっては満足のできるものだった。コンパクトに構えるチームを相手に、我々はコンビネーションで打開していっていたよ。現状を思えばとても満足のいくものだ。」とコメント。ただし「できれば勝利したいところだったけどね」とも言葉を続けた。


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