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2018年08月15日

ハルニク離脱も、ドイツ杯初戦では大迫勇也はベンチスタートか

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 ほぼ全ての先発ポジションが確定的とみられている中で、唯一両サイドのウィングのポジションについてはまだ不確定となっているヴェルダー・ブレーメン。そんな中、火曜日にはマルティン・ハルニクの負傷離脱が伝えられており、残り2枠を争うのは大迫勇也、ミロト・ラシカ、そして左ウィングで定着した感のあるフロリアン・カインツである。

 カインツは先日行われたビジャレアル戦でも、左ウィングとして先発出場。マックス・クルーゼに先制点をお膳立てするなど活躍をみせており、もしもドイツ杯初戦で先発メンバーから外れることがあれば、むしろそれはサプライズともいえるだろう。

 またそのカインツと長い間にわたって左サイドで先発争いを繰り広げてきたラシカについては、ここのところは右ウィングで起用されており、特にこれといった説明はなくむしろ不慣れなポジションではあるのだが、それでも右サイドで効果的にそのスピードを活かす様子が見受けられておる、特にエンドラインからインサイドへとうまく切り込むことができている。実際にビジャレアル戦では、カインツにビッグチャンスを作りだしていた。

 その一方で大迫勇也については、ビジャレアル戦では60分過ぎからの登場となっており、起用されたのはカインツの左サイド。実際に今後も大迫の出場の場として右サイドのみならず、左サイドや、セントラルミッドフィルダーとしての可能性もあり、フロリアン・コーフェルト監督は以前に「勇也は中のほうが少しプレーしやすいと感じているだろうが、しかしウィングとしてもプレーが可能だ。それにシステムに応じてセントラルミッドフィルダーや、トップ下としてもプレーが可能だよ。勇也はとてもフレキシブルで、どこでプレーしようともスペースの間で素晴らしい動きを見せてくれる選手なんだ」と賛辞を贈った。

ただそれでも短期的視点でみれば、大迫勇也の先発出場の可能性は決して高まっているということはないだろう。ここまでの流れを見る限りは、まずは今回のドイツ杯初戦ではそのフレキシブルさも考慮して、ジョーカーとしての起用の方が理想的だといえそうだ。


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