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2018年10月19日

ブレーメンからの高い期待にも応えるクラーセンに、指揮官も賞賛「満足している」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 今夏にクラブ史上最高額の移籍金を投じ迎え入れた、デイヴィ・クラーセン。当然のことながらヴェルダー・ブレーメンのファンや世間から大きな注目を集める結果となったのだが、しかしオランダ人MFはここまでそれをパフォーマンスとして返答。シャルケ戦に向けた会見の席にて、フロリアン・コーフェルト監督は「満足している、といっても月並みな表現だろうが」と前置きした上で、同選手へ賛辞をおくった。

 「デイヴィは常にチームのことを最優先に考えている。その次に自分のことだ。しかしそれでも彼はしばしば個のクオリティによって目を引く活躍もみせている。それはパスゲームしかり、予想した動きしかり、アグレッシブなプレーしかり、インテリジェントなディフェンスなどについてもいえることだ。彼はチーム全体のレベルを、さらにもう1段階上にあげてくれる存在だよ」

 そしてその存在感は、決してピッチ上だけにとどまることなく「デイヴィは日々、つねに100%の力をもって物事へと打ち込んでいる。それをチームの誰もが知っているんだ。彼は1秒足りとも無駄にすることのない、リーダー的存在の一人であるとね。これは他の選手たちに対して、大きな影響を与えるものだよ」

 その一方でクラーセン自身は、ブレーメンでの目標について聞かれると、「僕たちの目標としては、欧州リーグへの切符を勝ち取ることにあるし、日々それに向けて取り組んでいる。それをぜひ掴みたいと思うけど、でも決してそれは簡単なことではないんだ」と述べ、現在は4位と好調な戦いぶりをみせているところだが、それでも「まだ少し早すぎるよ」とコメント。

 そんな自嘲気味に語る同選手ではあるのだが、しかしながら今回ネイションズリーグで宿敵ドイツから母国で勝利をおさめたオランダ代表について聞かれると「代表で常にプレーしたいと思っている。ただ監督が決めることだけどね。できるだけプレーできるように頑張るし、招集を受けられるよう期待しているよ」と熱気を帯びて話をしていたが、現在代表監督を務めているのは、そのクラーセンをエヴァートンに迎え入れたロナルド・クーマン氏だ。

 「でも僕たちは特にコンタクトをとっているということはないよ」とクラーセン。しかしそれと同時に「その必要もないさ」とも言葉を続け、「もしも彼が僕を必要とするなら、そのときはちゃんと準備しているよ」と語った。
 


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