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2018年12月12日

大迫、ヴェリコヴィッチ欠場のチャンスを活かした二人の若手選手

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 ちょうど1年前に移籍金750万ユーロと、ブレーメンにとっては高額の移籍金を投じてまで獲得したミロト・ラシカ。だが今シーズンは開幕から13試合まで先発機会は得られず、メンバー外となることさえもあった。フロリアン・コーフェルト監督は「守備面での取り組む姿勢」が課題であったことを指摘。「特に前線でプレーする選手は、現在のレベルにおいては守備面での貢献も求められるものだ」と言葉を続けている。

 そんななか前節のバイエルン戦で得点をマークした大迫勇也が病欠というチャンスが訪れ、今季初先発を果たした同選手はそれを活かしてアピールに成功。「かなりゲーゲンプレスがみられた」と指揮官も目を細めており、オフェンス面でもキープ力を評価。たださらなる課題として「仕掛けどきの判断」をあげた。「若い選手なんだから、それができれば彼はブンデスでも違いを作り出せる選手となるよ」

 なお次節では復調が期待される大迫勇也に加え、デュッセルドルフ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに輝いたマルティン・ハルニク、さらにここのところ出場機会が増えているヨハネス・エッゲシュタインらと共に、これからラシカは激しい定位置争いを演じていることになる。

 そしてもう1人、今回のデュッセルドルフ戦で先発出場のチャンスをつかみ、それを活かした若手選手がDFマルコ・フリードルだ。第9節のレヴァークーゼン戦では初先発するも、kicker採点5.5と精彩を欠いて前半のうちに交代。その時以来の出場となったのだが、共にセンターバックコンビを形成したベテラン、セバスチャン・ラングカンプは賞賛の言葉を送った。

 「僕たちはそこまでビッグチャンスを与えてはいなかった。マルコはとてもよかったよ。逆に僕はいくつかやってはいけないプレー(ハンドによるPK献上等)もあったくらいさ。」なお次節はモイサンデルが出場停止で復帰することから、両者が1枠を争うことになるが、右側での右足という利点、さらにコーフェルト監督が評価するリーダーシップという点などからも、おそらくはラングカンプが引き続き出場することにはなるだろう。


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