ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年07月29日

センターフォワードとして、ブレーメンへの対応に苦悩するフュルクルーク

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 少なくともヴェルダー・ブレーメンにとって、630万ユーロという移籍金額を目にするならば、二クラス・フュルクルークは今夏の目玉となる補強選手の一人だ。典型的なセンターフォワードタイプである26才は、メディアとの質疑応答に応じるなかで、まだ新天地へフィットするために時間がかかるとの見方を示している。

 「ブレーメンでは、常にフラットなプレーで打開していこうとしている。ハノーファー時代では多く対人戦に臨んでいたけど、ここではCFはボールに積極的に絡み、スペースの間で動き回ったりするんだ」とコメント。「自分がボールをもったプレーができないという訳ではない。ただ僕のような選手を獲得したからにはその理由があるものさ」と言葉を続けた。

 「ただ練習ではほとんどシュート練習や、セットプレーを行なっていない。だからなかなか自分の力を証明する機会がないんだ」とフュルクルークは指摘。「うちのサイドバックのクオリティに疑問を持つ必要はない。ただ昨季はほぼCFなしというシーズンを過ごしていたからね、3週間の練習だけではそう簡単に変えれるものではないよ」

 一方で先日にコーフェルト監督は大迫勇也を主力としてみる発言を行なったが、「それが事実なら僕に居場所はないね」と述べつつも、ただケルンとのテストマッチではコーフェルト監督は、二人を同時に起用。その際フュルクルークは3トップみ右側でプレーしていた。「でも僕はウィングじゃなくCFだ。ケルン戦ではうまく機能しなかったし、タイプが違う」と同選手。

 しかしながら「ケルン戦でのプレーは気に入らなかった」と語るコーフェルト監督も、「二クラスはもっとボックス内に入らないと。うちにはアウグスティンソンといういいセンタリングを上げる選手がいるのだ。それを活かしたい」との見方を示しており、二人ともにフュルクルークの長所は同じところにみているが、ただ指揮官のプランを選手自身はそこまで具体的には捕らえられていない模様。その実現までに、まだいくつか障害を乗り越えていかなくてはならないようだ。
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報