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2019年07月31日

ブレーメンと延長のコーフェルト監督「むしろチームを去ることが不安」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 先日、ヴェルダー・ブレーメンとの契約を2023年まで延長した、フロリアン・コーフェルト監督。「もしもブレーメンは希望してくれるなら、契約を延長したいと思っていた」と明かしており、「フロリアンの延長への気持ちは、我々に安心感をもたらしてくれるものだ。とてもうれしいね」と語ったマルコ・ボーデ相談役会会長も「フロリアンは決して移籍への危機感を感じさせるようなことはしなかったし、他クラブからの関心などを交渉に利用するようなこともしなかった」と語った。

 コーフェルト監督は、このことについて「もしも選手が移籍をちらつかせるならば、ギリギリといった感じだけど、許される部分もあると思う。多くの中の一人にすぎないわけだからね。でも監督は組織において一人であり、大きな責任がある。だからはっきりとクラブへの忠義を、意思表示することは重要なことだと思うんだよ」とコメント。

 さらに「ここで私は完璧な成長を果たせたし、非常にポテンシャルをもったチームを手にすることができている。それに私のような人間に信頼をよせてくれた、フランク・バウマン氏の存在だ。これらはこれからさらに良くなっていく可能性をもたらしてくれるものだと思うね」と言葉を続けている。

 「移籍を望めばその可能性もあったからもしれないが、このチャンスしか私のなかではなかった。これも刺激的なものだと思うし、さらにここでは監督としての猶予ももてるという側面もある。非常に今は面白い時期だ。誰も上位争いを期待しないだろうが、13位争いを考えているわけでもないだろう。そういった中で、私は重要な役割をこのクラブで担っている。」

 さらに「いつかはタイトル争いもしてみたい、積み上げていった結果でね。その点でみてこのチームは、とても面白いものがあると思うんだ。伸び代をもったいい選手が多くいる。この選手たちと共に日々、非常に多くのことに取り組んでいけると思うし、今の所はとても満足しているところだよ」とも。

 「ユースから積み上げてくるという経験は、キャリアの中で1度きりのこと。ブレーメンは私の心のクラブであり、それはこれからも変わらない。もしいつかここを去る時、就任前よりも良くなったといってもらえたら、それは大きな力になってくれることだろう」と述べ、「ただ仮にここを去らなくてはならないときがくるならば、その時は深く傷ついていることだろうね。ここは私の心のクラブなのだから」と語った。
 


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